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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は売り先行も25日線水準から急速に買い戻される


 日経225先物は11時30分時点、前日200円高の2万8960円(+0.69%)前後で推移。寄り付きは2万8730円と、シカゴ先物清算値(2万8745円)にサヤ寄せする形でやや売りが先行し、現物の寄り付き直後には2万8560円まで下落。しかし、売り一巡後は急速に買い戻されており、前場半ばに上昇へ転じると、前引けにかけて2万8970円まで上昇幅を広げている。

 米ハイテク株の弱い値動きを受けて売りが先行したものの、25日移動平均線水準からのリバウンドを見せた。東京エレクトロン <8035> 、ファーストリテイリング <9983> など指数インパクトの大きい値がさ株の下落により、NT倍率は一時14.84倍まで低下。

 なお、前引けにかけての切り返しによりショートカバーは一巡していると見られる。後場はこう着感が強まる可能性が高そうだが、短期的な戻り一巡感からの売り仕掛けは避けたい。NT倍率は想定されていた低下であり、NTロングに向けた押し目狙いのスタンスで対処か。

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