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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 売り先行後に買い仕掛けも75日線に跳ね返される


 日経225先物は11時30分時点、前日180円安の2万8940円(-0.61%)前後で推移。寄り付きは2万9010円と、シカゴ先物清算値(2万9020円)にサヤ寄せする形から利益確定の売りが先行した。現物の寄り付き直後に2万9160円まで切り返す場面も見られたものの、同水準に位置する75日移動平均線に上値を抑えられる格好となり軟化すると、一時2万8900円まで下落幅を広げた。

 31日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場となるため、海外勢の商いが限られているほか、ここ数カ月は月末の下落が続いており、アノマリーの観点でも手掛けづらくさせている。もっとも、調整自体は想定されていたほか、買い方のクローズ以外は下値を売り込む流れにもなりづらいところ。5日線、25日線を上回っての推移のため、底堅さが見られてくるようであれば、押し目を拾う動きも出てきそうだ。なお、NT倍率は14.92倍で始まった後は、一時14.99倍まで上昇している。

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