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【市況】東京株式(前引け)=反落、手掛かり材料乏しく目先利食い優勢に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 31日前引けの日経平均株価は前営業日比220円72銭安の2万8928円69銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億6818万株、売買代金概算は1兆185億1000万円。値上がり銘柄数は675、対して値下がり銘柄数は1432、変わらずは85銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は日経平均が反落となった。前週末の欧米株市場は総じて堅調だったものの米国株市場では主要株指数の上値が重く、買い手掛かりに乏しいなかで、前週末に日経平均は600円高と値を飛ばしていたこともあり利益確定の売りが優勢となった。取引時間中は中国や香港株が軟調に推移したことも買い手控えムードを助長した。売買代金も盛り上がりを欠き、東証1部全体の65%の銘柄が下落した。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が軟調、ソフトバンクグループ<9984>は売買代金トップも株価は冴えない。ルネサスエレクトロニクス<6723>が大きく値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも売りに押された。マネックスグループ<8698>の下げも目立つ。半面、レーザーテック<6920>が大幅高で上場来高値更新。アステラス製薬<4503>が買い優勢だったほか、オリエンタルランド<4661>、HOYA<7741>などもしっかり。エフテック<7212>、EPSホールディングス<4282>、宮越ホールディングス<6620>などが値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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