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【市況】NY外為:ポンド高、スコットランドの独立巡る早期の住民投票実施リスクが後退


NY外為市場でポンドは一段高となった。スコットランド選挙結果を受けて、英国からの独立をめぐる住民投票を早期に実施するとの懸念が後退したため安心感からポンド買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.4055ドルから1.4158ドルまで上昇し2カ月ぶり高値を更新。ポンド円は153円18銭から153円85銭まで上昇し2018年2月来の高値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8622ポンドから0.8596ポンドまで下落。1カ月ぶりの安値を更新した。

6日に行われたスコットランド議会選の開票が8日に終わり、与党・スコットランド国民党(SNP)が4期連続で第一党となった。
SNPは64議席を獲得。2016年の前回選挙から1議席伸ばしたものの、単独過半数の65議席には届かなかった。しかし、リスクは存続するため、ポンドの上昇も限定的となる可能性がある。

《KY》

 提供:フィスコ

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