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【材料】任天堂が逆行高、新型コロナ懸念再燃も「まん延防止」は追い風材料

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>が全体軟調相場に逆行して続伸。4月新年度入りからのきょうまで10営業日で下げた日はわずかに1営業日のみ。日経平均など全体指数の上値の重さが浮き彫りとなるなか大型株としては異色の上値指向をみせている。世界的にみて日本の新型コロナワクチンの接種の後れが目立つなか、「まん延防止等重点措置」の対象地域拡大など、新型コロナウイルスへの警戒感が再浮上しており、相場の重荷となっている。しかし、ゲーム業界は巣ごもり需要に支えられ収益環境に吹くフォローの風が意識されている。同社は「ニンテンドースイッチ」が依然としてドル箱商品となっているほか、巣ごもり環境下で大ヒット商品「リングフィットアドベンチャー」の売れ行きが加速していることなどが、株価を押し上げる材料となっている。

出所:MINKABU PRESS

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