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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225優勢で前日の下落分を埋める


 日経225先物は11時30分時点、前日比300円高の2万9880円(+1.01%)前後で推移している。寄り付きは2万9660円とシカゴ先物清算値(2万9620円)を上回って始まった。寄り付き直後に2万9580円と前日比変わらず水準まで軟化する場面も見られたが、現物の寄り付き後に反転すると、そのまま前引けにかけてリバウンド基調を強めており、一時2万9880円まで上昇幅を広げている。

 ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンクグループ <9984> 、エムスリー <2413> 、ファナック <6954> など指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する形となり、日経225先物は前日の下落分を埋めている。NT倍率は先物中心限月で15.16倍に上昇しており、再び75日移動平均線に接近した。概ね前日の巻き戻しといった形であり、目先的には達成感も意識されそうである。そのため、2万9720円辺りに位置する5日移動平均線を上回っての推移を続けることができるかが注目される。同線を支持線として底堅さを見せてくるようだと、短期筋のショートカバーを巻き込みやすいだろう。

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