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【市況】東京株式(前引け)=前日比110円高、ハイテク株など高く一時3万円回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 9日前引けの日経平均株価は前日比110円68銭高の2万9819円66銭。前場の東証1部の売買高概算は5億9435万株、売買代金は約1兆4846億円。値上がり銘柄数は1457、値下がり銘柄数は618、変わらずは113銘柄だった。

 日経平均株価は、寄り付き後の午前9時過ぎに一時300円超の上昇となり3万円を回復した。前日のNYダウは米長期金利の低下を受け続伸。この日の東京市場も半導体関連などハイテク株が堅調で値を上げてスタートした。ただ、日経平均が3万円に乗せたところでは利益確定売りが強まり、その後は上昇幅を縮小させた。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>が高く、エムスリー<2413>やファナック<6954>も値を上げた。ダイキン工業<6367>や日立製作所<6501>も上昇した。半面、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といったメガバンクが軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382>や伊藤忠商事<8001>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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