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【市況】日経VI:低下、株高で警戒感が一段と後退

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比-0.35pt(低下率1.77%)の19.41ptと低下した。なお、高値は19.85pt、安値は19.03pt。昨日の米国市場での株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。寄り後の買い一巡後は日経225先物は上値の重い展開となる場面もあったが、下値は堅く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが一段と後退し、今日の日経VIは概ね昨日水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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