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【市況】日経平均VIは小幅に低下、株価下落も市場心理は悪化せず


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.17pt(低下率0.80%)の20.99ptと小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は21.84pt、安値は20.88pt。

昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。しかし、日経平均が昨日までの4日続伸で1000円を超す上げとなった後ということもあり、今日の株価下落は当然のスピード調整としてむしろ歓迎する向きもあり、また、取引開始後はマイナス圏ながら日経225先物が落ち着いた動きとなっていることから市場心理は悪化せず、日経VIは概ね昨日水準近辺で小幅な動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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