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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NTショートにシフトしやすい需給状況は継続


 日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の2万9040円(+0.38%)前後で推移している。寄り付きは2万9120円とシカゴ先物清算値(2万9115円)にサヤ寄せする形で買いが先行し、現物の寄り付き直後には2万9320円まで上昇幅を広げる場面もみられた。しかし、買い一巡後は2万9100円を挟んだこう着となり、前引けにかけては2万9000円水準まで軟化した。

 米ハイテク株主導によるナスダックの上昇を受けて、指数寄与度の大きい値がさ株がけん引する形で始まった。これによりNT倍率も先物中心限月で反発して始まったものの、その後は14.66倍と前日の終値水準まで低下。ファーストリテイリング <9983> は、買い一巡後は下落に転じているほか、東京エレクトロン <8035> も2%を超える上昇だが、上値は重く、相場の全体感としてはこう着感の強さが意識される相場展開である。NTショートにシフトしやすい需給状況のなか、リバウンド場面においては、日経225先物への戻り売りスタンスに向かいやすい。


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