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【市況】東京株式(前引け)=大幅反発、3万円大台を大きく回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日比488円13銭高の3万402円46銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億1850万株、売買代金概算は1兆5614億8000万円。値上がり銘柄数は1187、対して値下がり銘柄数は902、変わらずは106銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、FOMC後の米株高を受けリスク選好の流れが強まり、主力株をはじめ広範囲に買われる展開となった。日経平均の上げ幅は一時500円を大きく上回り、3万円トビ台半ばまで上昇した。FRBは2023年末までゼロ金利政策を継続する方針を表明、パウエルFRB議長の記者会見も市場の予想以上にハト派寄りの姿勢を示した。金融緩和政策長期化の思惑が投資家心理を強気に傾けNYダウは最高値を更新、この流れを東京市場も引き継ぐ格好となった。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が高く、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も上昇。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買われた。わかもと製薬<4512>は3日連続のストップ高、エニグモ<3665>が急騰、アイロムグループ<2372>なども値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、JR東日本<9020>も軟調。エイチ・アイ・エス<9603>も値を下げた。丸運<9067>、明治海運<9115>が利食われ、宮越ホールディングス<6620>も大きく下落した。日本アジアグループ<3751>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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