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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、米ナスダック安受け売り優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比360円安の2万9198円と反落。

 前日は日本を含むアジア市場や欧州市場が総じて強い動きをみせていたものの、米国株市場はリスク回避の傾向が強く、NYダウなど主要株指数が揃って下落した。大型の追加経済対策や新型コロナワクチンの普及を背景とした景気回復への期待感と、米長期金利上昇に対する警戒感の綱引きとなっているが、足もとでは下値指向が強まっている。特にハイテク株への売り圧力が強くナスダック総合指数の下げが目立つ状況で、東京市場も足もとではこの影響を受けやすくなっている。きょうのパウエルFRB議長の講演やあすの米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑もあり、買い向かう動きは限定的となりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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