【材料】コーセーが反発、国内大手証券が目標株価を引き上げ
コーセー <日足> 「株探」多機能チャートより
同証券では、国内インバウンド売り上げの減少分を中国・海南島免税売り上げ増加で概ねカバーできているほか、再度の緊急事態宣言で国内消費回復が遅れるなかでもコストコントロールを徹底し、他社に先がけて利益改善が進むとの評価を継続。同証券による営業利益予想は、21年3月期期は2度目の緊急事態宣言による国内化粧品売り上げの回復鈍化を織り込み150億円から140億円へやや減額したが、21年12月期以降は中国免税売り上げが従来想定以上に好調であることなどを踏まえ、21年12月期は375億円から385億円へ、22年12月期は432億円から445億円へ、23年12月期は482億円から492億円へ引き上げている。
出所:MINKABU PRESS