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【市況】3日の株式相場見通し=底堅い動き、米株安も下値抵抗力発揮か

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京株式市場は、強弱感対立も主力株中心に買い戻しが入り日経平均は底堅い値動きが予想される。前日の米国株市場ではNYダウが終盤に軟化し反落。主力ハイテク株に売りがかさみ、ナスダック総合指数の下げ幅が目立つ展開となった。追加経済対策の成立に伴う経済回復期待や、前週末に緊急使用が許可されたジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンを加えコロナワクチンの普及が一段と加速するとの思惑はポジティブ材料。しかし、米長期金利上昇に対する警戒感も根強い。ただ、東京市場では米長期金利上昇への懸念はある程度織り込みが進んでいる。前日に日経平均は朝高後に値を崩し反落したが、きょうは値ごろ感からの押し目買いで下値抵抗力を発揮しそうだ。

 2日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比143ドル99セント安の3万1391ドル52セントと反落。ナスダック総合株価指数は同230.042ポイント安の1万3358.787だった。

 日程面では、きょうは3月の日銀当座預金増減要因見込みなど。海外では、2月の財新中国非製造業PMI、2月の米ADP雇用報告、2月の米ISM非製造業景況感指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。

出所:MINKABU PRESS

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