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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):日東精、大水、EAJ

日東精 <日足> 「株探」多機能チャートより
■日東精工 <5957>  567円  +80 円 (+16.4%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 日東精工<5957>がストップ高。18日の取引終了後、京都府立医科大学や富山大学などと共同で研究開発に取り組んできた「医療用生体内溶解性高純度マグネシウム」の開発に成功したと発表しており、これが好材料視された。同社らが開発したマグネシウムは、不純物を多く含有する合金鋼ではなく、独自の精錬技術により純度99.95%以上を実現した純マグネシウム。マグネシウムは生体の必須元素であり、また生体内での濃度許容値が高いため生体に高い親和性があり、安全性も高い素材だが、今回開発したものは生体内で溶解吸収される期間を制御でき、特定のインプラント部品などに用いることを技術的に確立。純マグネシウムを用いてこのような溶解期間を制御できる材料の開発は世界初であり、特許出願を行っているという。なお、同技術をもとにした製品化には一定の期間を要し、同件による21年12月期業績への影響は軽微としている。

■大水 <7538>  251円  +11 円 (+4.6%)  本日終値
 大水<7538>は急伸し昨年来高値を更新した。18日の取引終了後、上限を60万株(発行済み株数の4.37%)、または1億4400万円とする自社株を、19日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNET-3)で取得すると発表しており、これが好材料視された。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した柔軟な資本政策の遂行を可能とするためという。

■EAJ <6063>  961円  +41 円 (+4.5%)  本日終値
 日本エマージェンシーアシスタンス<6063>が4日続伸。18日の取引終了後に20年12月期連結決算を発表し、売上高22億5100万円(前の期比23.9%減)、営業利益1700万円(同81.4%減)、最終損益収支均衡(前期6200万円の黒字)と大幅減益となったが、当面の悪材料出尽くしとの見方から買われたようだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、海外旅行保険付帯サービスの提供機会が激減するなどし、主力の医療アシスタンス事業が大きく落ち込んだことが響いた。21年12月期予想は未定としているが、法人アシスタンス売り上げが堅調なことや、困った事態を避けるための事前提供型サービスも取り入れた「健康&医療(ヘルスケア)」事業を幅広く提供する会社への構造転換を目指すとしている。

■SDSバイオ <4952>  975円  +38 円 (+4.1%) 一時ストップ高   本日終値
 エス・ディー・エス バイオテック<4952>が急反発。18日、水稲用除草剤「ベンゾビシクロン」が、米アーカンソー州で販売開始されると発表しており、これが好感された。今回の販売開始は、米国農薬登録当局による例外的使用許可の承認により、米ゴーワン社と共同開発したベンゾビシクロン含有製剤「Rogue SC」が21年の水稲栽培シーズンに同州で使用されることになったという。「Rogue SC」は雑草イネだけでなく、既存の水稲除草剤に抵抗性を持つ他の雑草に対しても高い効果を発揮することが、現地ほ場試験の結果から明らかとなっており、21年中のアーカンソー州、ルイジアナ州、ミシシッピ州など米国南部5州での農薬登録取得後に本格的販売を進めるとしている。

■リバーホールディングス <5690>  954円  +37 円 (+4.0%)  本日終値
 リバーホールディングス<5690>の上げ足が止まらない。全体地合いに流されず株価はきょうで9連騰、最高値街道を走っている。金属を中心とする資源リサイクル大手で鉄スクラップや産廃処理、家電・自動車リサイクルなど幅広く展開し需要を捉えている。家電リサイクルの取扱量は全国トップクラスの実績を有する。鉄スクラップは経済回復の著しい中国で旺盛な需要を背景に価格が高騰しており同社の利益採算向上に強力な追い風となっている。21年6月期営業利益は従来予想の9億5700万円から19億7300万円(前期比2倍)に大幅に増額されている。株主配当にも前向きで今期年間配当も従来計画の25円から35円に10円上乗せし、ここ株価水準を急速に切り上げているにも関わらず配当利回りは依然として3.7%前後と高い。

■フェリシモ <3396>  1,389円  +50 円 (+3.7%)  本日終値
 フェリシモ<3396>が3日ぶりに反発。18日の取引終了後、従来5円を予定していた21年2月期の期末一括配当予想を15円に引き上げると発表したことが好感された。1月18日付で本社を新社屋へ移転したことを記念して、10円の記念配当を実施する。

■コーユーレンティア <7081>  1,638円  +58 円 (+3.7%)  本日終値
 コーユーレンティア<7081>が反発。18日の取引終了後、ICT関連事業を展開する子会社コーユーイノテックスが、映像設備や音響装置及び電気設備の設計・製造を手掛ける共和通信(川崎市多摩区)の全株式を取得し、子会社化したと発表しており、これが好感された。今回の共和通信の買収は、ICTレンタル事業と電気工事などのインフラサービス技術により、フィールドサービスの事業基盤を更に強化するのが狙い。なお、21年12月期業績への影響は軽微としている。

■エスクロAJ <6093>  291円  +4 円 (+1.4%)  本日終値
 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>が反発。18日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、純利益を3億2300万円から3億5600万円(前期比24.5%増)へ上方修正したことが好感された。ローコストオペレーションへの取り組み継続などが奏効したことや、投資事業組合運用益が計上されたことが寄与したという。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大により、不動産オークション事業で商談機会の逸失や不動産売買取引の見合わせが発生したことから、売上高は34億8200万円から30億6800万円(同4.3%減)へ、営業利益は4億8900万円から4億7100万円(同8.5%増)へ下方修正した。

■ファマライズ <2796>  784円  +6 円 (+0.8%)  本日終値
 ファーマライズホールディングス<2796>が続伸。18日の取引終了後、保健調剤薬局事業や在宅福祉サービス事業を展開するフロンティア(大阪市淀川区)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感された。今回の提携により医薬品、OTC、備品などの調達に関する協調やシステムの共同調達・共同開発・情報交換、更に薬局、ドラッグストアの出店、医療モール開発に関する相互のサポートなどを展開するという。なお、同件による業績への影響は現時点では軽微としている。

■イメージ ワン <2667>  524円  -100 円 (-16.0%) ストップ安   本日終値
 イメージ ワン<2667>がストップ安。18日の取引終了後、和助キャピタルを割当先とする第三者割当により、行使価額修正条項付第10回新株予約権を発行すると発表しており、一株利益の希薄化などを警戒した売りが出たようだ。今回発行する新株予約権は3月8日を割当日としており、発行新株予約権数は2万個(潜在株数200万株)を予定。潜在的な希薄化は24.09%となる。なお、調達資金約11億7500万円は、再生可能エネルギー事業における案件の開発資金に当てる方針としている。

●ストップ高銘柄
 ベクター <2656>  441円  +80 円 (+22.2%) ストップ高   本日終値
 INCLUSIVE <7078>  3,010円  +504 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 イメージ ワン <2667>  524円  -100 円 (-16.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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