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【市況】東京株式(前引け)=小幅続伸、朝安後は押し目買いで戻り足に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 10日前引けの日経平均株価は前営業日比25円55銭高の2万9531円48銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億5957万株、売買代金概算は1兆3828億円。値上がり銘柄数は1073、対して値下がり銘柄数は1004、変わらずは109銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方は利益確定売りに安く始まったが、その後日経平均は押し目買いで下げ渋り、前場終盤に小幅ながらプラス圏に浮上した。企業の決算発表を受け上方修正銘柄などを中心に買いを集めている。前日までの3営業日で日経平均は1100円以上水準を切り上げていたことで上値は重いものの、アジア株市場が堅調に推移していることもあって、市場のセンチメントは依然として強気優勢となっている。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を上回り拮抗している。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金を膨らませ上値追い、任天堂<7974>も高い。トヨタ自動車<7203>も買われた。富士フイルムホールディングス<4901>が上昇、エムスリー<2413>も堅調。KYB<7242>がストップ高、武蔵精密工業<7220>も値を飛ばした。半面、JT<2914>が安く、東京エレクトロン<8035>も利食われた。太陽誘電<6976>も下落した。ネットマーケティング<6175>が急落、ネクソン<3659>が大幅安、タクマ<6013>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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