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【材料】MARUWAは朝高もマイナスに転じる、21年3月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

MARUWA <日足> 「株探」多機能チャートより
 MARUWA<5344>は朝高スタートもその後マイナスに転じている。28日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を365億円から410億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を79億円から100億円(同7.0%増)へ、純利益を54億5000万円から66億円(同12.0%増)へ上方修正し、これを受けて朝高スタートとなったが、その後は目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっている。

 新型コロナウイルス感染症や米中貿易摩擦の影響などで世界経済の先行きが不透明な状況だったことから慎重に計画したものの、差別化製品の貢献や従来から進めてきた改善活動などが奏功し売上高・利益を押し上げた。

 また、業績予想の修正に伴い、従来28円を予定していた期末配当を36円に引き上げるとあわせて発表した。年間配当は64円(従来予想56円)となり、前期実績に対しては12円の増配となる予定だ。

 なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高305億6900万円(前年同期比0.8%減)、営業利益75億7300万円(同13.1%増)、純利益50億7800万円(同24.3%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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