【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ファナック、三越伊勢丹、オムロン　(1月27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　栄研化 <4549>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の42億円→56.7億円(前期は47.2億円)に35.0％上方修正し、一転して20.1％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　エンプラス <6961>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円(前期は21.5億円)に30.0％上方修正し、減益率が53.5％減→39.5％減に縮小する見通しとなった。

★No.4　エクセディ <7278>
　21年3月期の連結税引き前利益を従来予想の45億円→110億円(前期は149億円)に2.4倍上方修正し、減益率が69.9％減→26.5％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4549> 栄研化 　　　　東１ 　 +22.24 　　1/27　　　3Q　　　 27.96
<6961> エンプラス 　　東１ 　 +15.24 　　1/27　　　3Q　　　-37.13
<9962> ミスミＧ 　　　東１ 　 +11.92 　　1/27　　　3Q　　　 -1.07
<7278> エクセディ 　　東１ 　 +11.82 　　1/27　　　3Q　　　-46.79
<7739> キヤノン電 　　東１　　 +8.54 　　1/27　本決算　　　 38.56

<3099> 三越伊勢丹 　　東１　　 +8.23 　　1/27　　　3Q　　　　赤転
<6807> 航空電子 　　　東１　　 +6.83 　　1/27　　　3Q　　　-67.39
<9932> 杉本商 　　　　東１　　 +5.96 　　1/27　　　3Q　　　-22.60
<4099> 四国化 　　　　東１　　 +5.05 　　1/27　　　3Q　　　 -9.62
<5936> 洋シヤタ 　　　東１　　 +4.69 　　1/27　　　3Q　　　-54.56

<7839> ＳＨＯＥＩ 　　東１　　 +4.57 　　1/27　　　1Q　　　 32.93
<7205> 日野自 　　　　東１　　 +4.01 　　1/27　　　3Q　　　　赤転
<8708> 藍沢 　　　　　東１　　 +3.13 　　1/27　　　3Q　　　 52.04
<4973> 日本高純度 　　東１　　 +3.11 　　1/27　　　3Q　　　 -7.55
<6645> オムロン 　　　東１　　 +2.45 　　1/27　　　3Q　　　 10.59

<8350> みちのく銀 　　東１　　 +2.38 　　1/27　　　3Q　　　　黒転
<9551> メタウォータ 　東１　　 +2.18 　　1/27　　　3Q　　　　赤縮
<6755> 富士通ゼ 　　　東１　　 +1.54 　　1/27　　　3Q　　　 70.36
<4679> 田谷 　　　　　東１　　 +1.45 　　1/27　　　3Q　　　　赤拡
<6954> ファナック 　　東１　　 +1.36 　　1/27　　　3Q　　　 -5.40

<9368> キムラユニテ 　東１　　 +0.82 　　1/27　　　3Q　　　-13.05
<8772> アサックス 　　東１　　 +0.41 　　1/27　　　3Q　　　　5.98
<8342> 青森銀 　　　　東１　　 +0.17 　　1/27　　　3Q　　　 -5.47

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース