【市況】ETF売買動向＝28日前引け、ＧＸｅコ日株、ＧＸデジ日株が新安値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比70.0％増の1652億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同61.7％増の1415億円だった。

　個別ではグローバルＸ　デジタル・イノベーション－日本株式ＥＴＦ <2626> 、グローバルＸ　ｅコマース－日本株式ＥＴＦ <2627> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が17.76％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.82％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が3.32％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は5.18％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は3.80％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> は3.64％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.26％安、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は3.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が312円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金735億3600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金461億8700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が152億2500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が130億9400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が111億4500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が103億200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が93億2000万円の売買代金となった。

株探ニュース