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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 パソナG、イオンFS、コックス (13日大引け後 発表分)

パソナG <日足> 「株探」多機能チャートより

 13日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 パソナG <2168>   ★今期経常を一転47%増益・最高益に上方修正
 ◆21年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の108億円に急拡大して着地。コロナ禍で人材派遣や人材紹介の需要が減少したものの、業務を受託するBPOサービスは伸長したことが寄与。感染症の拡大防止にかかわる期間限定の案件が想定以上に増加したほか、受託事業の効率運営で収益力も高まり、大幅増益を達成した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→150億円に50.0%上方修正。従来の2.3%減益予想から一転して46.5%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 SFOODS <2292>   ★今期経常を一転8%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ
 ◆21年2月期の連結経常利益を従来予想の82億円→120億円に46.3%上方修正。従来の26.0%減益予想から一転して8.3%増益を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大による家庭需要の高まりを背景に、小売店向けの販売が想定以上に伸びることが寄与。

 ダイコー通産 <7673>   ★上期経常は82%増益で上振れ着地
 ◆21年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比82.2%増の5.7億円に拡大し、従来予想の3.5億円を上回って着地。GIGAスクール構想案件や防災行政無線案件を含む屋内通信設備案件の受注が好調で、ケーブル、材料、機器の販売が大きく伸びたことが寄与。
  通期計画の8.3億円に対する進捗率は68.3%に達しており、業績上振れが期待される。

 イオンFS <8570>   ★今期経常を2倍上方修正
 ◆21年2月期の連結経常利益を従来予想の150億円(レンジ中値)→300億円(同)に2.0倍上方修正した。第2四半期以降、ショッピング取扱高や個品割賦の取扱高が改善しているうえ、住宅ローンをはじめとする債権残高も回復基調にあることが寄与。また、雇用環境や所得水準の悪化ペースが緩和に向かい、信用リスクが低減したことで下期以降の貸倒関連費用の追加的な発生が抑えられることも上振れの要因となる。

 コックス <9876> [JQ]  ★3-11月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過
 ◆21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は1.2億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上して着地。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、機能性にファッション性を追求したマスクなどの販売が伸びたことが寄与。出張の抑制やレジ袋有料化に伴う包装費の削減、広告宣伝費の見直しなども黒字浮上に貢献した。
  通期計画の3.7億円の赤字を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。

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