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【材料】<動意株・13日>(前引け)=昭和真空、トランザク、技研製

昭和真空 <日足> 「株探」多機能チャートより
 昭和真空<6384>=9連騰と異彩放つ。水晶デバイス製造装置でシェア9割を誇り、成長市場にフォーカスするグローバルニッチトップ銘柄として注目が集まっている。21年3月期業績は営業利益段階で前期比強含み横ばいの12億3300万円を計画しているが4~9月期時点で前年同期比24%増の7億4500万円に達し、通期見通しは上振れする可能性が意識されている。中期的にも高速通信規格5Gの普及局面で追い風が強い。会社側では「5Gに絡み水晶デバイスメーカーの設備投資需要が高まれば当社にとっても商機が高まる」(経営企画室)と期待を寄せている。

 トランザクション<7818>=大幅高で4日続伸。同社は12日取引終了後に、21年8月期第1四半期(20年9~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比33.3%増の8億8700万円となり、上半期計画10億1400万円に対する進捗率は87.5%となった。売上高は同7.7%増の48億4100万円で着地。エコバッグの売り上げが引き続き好調だったほか、除菌アルコールスプレーや布製マスクといったウイルス感染対策製品の販売も伸長した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 技研製作所<6289>=ストップ高。昨年12月15日の戻り高値4440円を払拭する勢いで上値を伸ばしている。油圧式杭圧入引抜機のトップメーカーで地下駐車場の施工などでも高実績を有する。12日取引終了後に発表した21年8月期第1四半期(20年9~11月)決算は営業利益が前年同期比2.9倍の12億6300万円と急拡大、上期計画の13億円に対する進捗率は97%に達した。杭圧入機「サイレントパイラー」をはじめ大型特殊機の販売が好調で収益に大きく貢献している。想定を超える決算がポジティブサプライズとなり、物色人気に拍車をかけている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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