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【市況】後場の日経平均は5円安でスタート、キーエンスやトヨタが安い/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 28133.70 (-5.33)
TOPIX  : 1851.75 (-3.19)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比5.33円安の28133.70円と前場終値からマイナスに転じて取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含みで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=104円30銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が下落したことを受けて反落してスタートしたが、指数に寄与度の高い、ソフトバンクG<9984>がプラス圏に切り返したことが相場を押し上げし、プラスに転じて午前の取引を終了した。後場の日経平均は指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が前場終値より弱含みでスタートしたことによりマイナスに転じて取引を開始した。寄り付き後は、前日終値を挟んだ値動きで推移している。菅首相が緊急事態宣言の追加を検討との報道で、追加の財政出動への期待感が相場を下支えしている面もあるようだ。

 セクター別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、サービス業、非鉄金属などが下落率上位となっており、一方、石油・石炭製品、電気・ガス業、医薬品、空運業などが上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテイリング、キーエンス<6861>、トヨタ<7203>、エムスリー<2413>、NTT<9432>が安く、そのほか、ソフトバンクG、任天堂<7974>、中外製薬<4519>、武田薬<4502>、信越化<4063>が高い。

《HH》

 提供:フィスコ

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