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【材料】しまむらが底堅い動き、第3四半期営業利益は64%増と通期計画超過

しまむら <日足> 「株探」多機能チャートより
 しまむら<8227>が底堅い動きとなっている。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2月21日~11月20日)連結決算が、売上高4044億5300万円(前年同期比2.6%増)、営業利益311億6100万円(同64.5%増)、純利益215億5100万円(同70.5%増)と大幅営業増益となり通期計画を上回ったことが株価を下支えしている。

 主力のしまむら事業は、巣ごもり需要でリラクシングウェアやスポーツウェア、寝具やインテリアが売れ筋となった。また、気温の低下と売場や販促との連動などから、アウター衣料ではプライベートブランド、肌着や寝具の実用品ではファイバーヒートの秋冬物の売り上げが伸長した。加えて、レジでの割引販売を大幅削減し、プライベートブランドや新生活様式に対応した商品などのデジタル広告を拡大した施策も奏功した。

 なお、21年2月期通期業績予想は、売上高5286億6300円(前期比1.3%増)、営業利益308億8900万円(同34.4%増)、純利益192億600万円(同46.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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