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【市況】株価指数先物【昼のコメント】トランプ米大統領が経済対策法案に署名と伝わり、直近レンジ上限突破を試す


 日経225先物は11時30分時点、前日比60円高の2万6710円(+0.22%)前後で推移している。寄り付きは2万6620円とナイトセッションの終値(2万6630円)水準で始まり、開始直後に2万6610円をつけた後は、現物の寄り付き直後に2万6700円まで上昇。再び2万6610円まで下げる場面がみられたが、次第に落ち着いた値動きとなり、2万6660円から2万6690円辺りでの保ち合いに。前場終盤には強含み、前引け直前に2万6720円まで上げ幅を広げた。

 朝方にはトランプ大統領が‘Good News’があるとツイートしたことが短期筋の買いにつながったようだ。その後は資金回転が早く次第にこう着感が強まっていたが、トランプ大統領が経済対策法案に署名したと伝わり、前引けにかけて再び強含む展開となっている。ランチタイムでは2万6750円まで上げ幅を広げてきており、オプション権利行使価格の2万6750円を捉えてきている。

 オプション権利行使価格の2万6750円を明確に上放れるようであれば、その上の権利行使価格2万6875円が意識されてくるが、グローベックスの米株先物の動きを睨みながらの展開になりそうだ。NYダウ先物は100ドル高、ナスダック100先物は60ポイント高程度で推移しており、さらに上げ幅を広げてくるかが注目される。なお、前引のTOPIXは0.37%の上昇となり、日銀のETF買い入れはないだろう。

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