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【材料】大成建が7日続伸、500万株上限とする自社株買いと21年3月期業績予想の上方修正を好感

大成建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大成建設<1801>が7日続伸している。この日の午後1時ごろ、上限を500万株(発行済み株数の2.40%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は20年11月12日から21年3月31日までで、株主還元の充実及び資本効率の改善を目的としている。

 また、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆4500億円から1兆5300億円(前期比12.6%減)へ、営業利益を810億円から1200億円(同28.5%減)へ、純利益を560億円から820億円(同32.8%減)へ上方修正したことも好材料視されている。新型コロナウイルス感染症の業績への影響が想定を下回って推移していることに加えて、建設事業の利益率好転に伴う売上総利益の増益が寄与するとしている。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5940億7400万円(前年同期比22.5%減)、営業利益443億9700万円(同25.8%減)、純利益306億5200万円(同31.7%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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