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【市況】日経平均は243円高でスタート、ソフトバンクGやトヨタなどが堅調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 24568.84 (+243.61)
TOPIX  : 1671.99 (+13.50)


[寄り付き概況]

 9日の日経平均は前週末比243.61円高の24568.84円と5営業日続伸でスタート。6日の米国株式相場でダウ平均は66.78ドル安の28323.40ドル、ナスダックは4.30ポイント高の11895.23ポイントで取引を終了。

 全米で1日の新型ウイルス感染者数が過去最多に達したため寄り付きから下落した。また、週末を控えて利益確定の売りがひろがったほか、ジョージア州上院の決選投票の可能性から民主党が政権、議会を掌握する可能性が依然残っていることも警戒され終始軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の24330円。

 本日の日経平均はギャップアップからのスタート。トランプ陣営は票集計を巡り法廷闘争に乗り出しているものの、民主党のバイデン氏が勝利宣言を行ったことで短期的には大統領選に関する不透明感が後退した格好となるため、アク抜け感が意識されやすいところ。18年10月2日に付けた取引時間中の最高値(24448.07円)を上回る場面も。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、NTT<9432>、ホンダ<7267>、東エレク<8035>など主力処は概ね全般堅調。業種別では、非鉄金属、金属製品、情報通信、輸送用機器などが上昇率上位に。

《FA》

 提供:フィスコ

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