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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):味の素、イーガーディ、SBG

味の素 <日足> 「株探」多機能チャートより
■マークラインズ <3901>  2,530円  +206 円 (+8.9%)  本日終値
 4日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・7-9月期も15%増益」が好感された。
 マークラインズ <3901> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比6.3%増の6.9億円に伸びたが、通期計画の10億円に対する進捗率は69.6%となり、5年平均の71.2%とほぼ同水準だった。
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■住友精化 <4008>  3,685円  +285 円 (+8.4%)  本日終値
 4日に決算を発表。「非開示だった今期経常は15%増益へ」が好感された。
 住友精化 <4008> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比83.9%増の48.9億円に拡大した。
  ⇒⇒住友精化の詳しい業績推移表を見る

■愛知銀行 <8527>  3,135円  +208 円 (+7.1%)  本日終値
 4日に業績修正を発表。「上期経常を一転11%増益に上方修正」が好感された。
 愛知銀行 <8527> が11月4日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の23億円→30億円(前年同期は26.9億円)に30.4%上方修正し、一転して11.3%増益見通しとなった。
  ⇒⇒愛知銀行の詳しい業績推移表を見る

■味の素 <2802>  2,306.5円  +148 円 (+6.9%)  本日終値
 味の素<2802>が大幅高で3日続伸し、年初来高値を更新。4日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆570億円から1兆660億円(前期比3.1%減)へ、事業利益を900億円から1000億円(同0.8%増)へ、純利益を320億円から360億円(同91.1%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は概ね計画通りの進捗となる見通しだが、ヘルスケア等セグメントの事業利益が、電子材料及び医薬用・食品用アミノ酸での販売増や採算性向上、経費の削減などで従来予想を上回る見通し。また、調味料・食品セグメント及び冷凍食品セグメントも、調味料及び冷凍食品の販売増、プロダクトミックスなどによる採算性向上、経費の削減などが寄与し、従来予想を上回る見込みだという。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5113億8200万円(前年同期比3.9%減)、事業利益619億4000万円(同30.0%増)、純利益366億6100万円(同5.2倍)だった。

■イー・ガーディアン <6050>  3,595円  +225 円 (+6.7%)  本日終値
 イー・ガーディアン<6050>は続急騰、カイ気配で始まる人気となり一気に3000円台後半へと歩を進めてきた。同社は幅広いネットセキュリティー事業をワンストップで展開するが、人工知能(AI)を活用した投稿監視(ネットパトロール)のほか、広告審査代行や運用サポートなどが好調で収益成長に反映させている。4日取引終了後に発表した21年9月期業績予想は売上高が前期比13%増の88億6200万円、営業利益が同14%増の15億2600万円と前期に続く2ケタ増収増益を見込んでおり、大幅ピーク利益更新基調が続くことを好感した買いを呼び込んでいる。株価は10月15日に3810円で年初来高値形成後は調整局面にあったが前日からリバウンド局面に移行、きょうは25日移動平均線をマドを開けて上抜ける格好となった。

■シンフォニア <6507>  1,195円  +69 円 (+6.1%)  本日終値
 シンフォニア テクノロジー<6507>が後場急伸。午後1時40分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を25億円から29億円(前期比5.5%減)へ、純利益を17億円から22億円(同30.3%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は800億円(同10.9%減)の従来見通しを据え置いたものの、モーション機器事業の航空宇宙部門で新規案件の費用増が収束しつつあることや、現在取り組んでいる収益緊急対策による費用削減の効果などにより利益を押し上げる見通しだ。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高398億100万円(前年同期比2.0%増)、営業利益15億6800万円(同6.5倍)、純利益12億5700万円(同11.0倍)だった。

■静岡ガス <9543>  981円  +54 円 (+5.8%)  本日終値
 4日に決算を発表。「今期経常を10%上方修正」が好感された。
 静岡ガス <9543> が11月4日大引け後(16:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比21.5%減の68.7億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の58.3億円→64.3億円(前期は85.3億円)に10.3%上方修正し、減益率が31.7%減→24.7%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒静岡ガスの詳しい業績推移表を見る

■エービーシー・マート <2670>  5,730円  +290 円 (+5.3%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>は3日続伸。4日の取引終了後、10月度概況を発表しており、既存店売上高は前年同月比4.1%増と9カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて土曜日が1日多く祝日が2日少ない曜日並びだったが、郊外の大型ショッピングセンターやオンラインが好調に推移したことが寄与した。商品面では、気温が低くなったことから秋冬の季節品が好調となった。なお、全店売上高は同0.8%増だった。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,870円  +335 円 (+5.1%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は大幅高、約5%の上昇で6870円の高値引けとなった。売買代金は東証1部銘柄のなかで首位。ここ米国株市場ではハイテク株への買い戻しが加速し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は前日終値ベースで430ポイントあまりの大幅高をみせた。今年夏場にソフトバンクGは米ハイテク株のコール・オプションを大量に購入していたことが観測され、以来ナスダック指数との株価連動性が意識されやすくなっている。また前日の米国株市場で、同社が出資する米配車大手ウーバーテクノロジーズの株価が急騰、終値ベースで14.6%高に買われたことも追い風材料となったとみられている。

■アクシアル <8255>  4,670円  +185 円 (+4.1%)  本日終値
 アクシアル リテイリング<8255>が反発。4日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を2420億円から2500億円(前期比3.8%増)へ、営業利益を83億円から107億円(同13.0%増)へ、純利益を55億円から67億円(同7.4%増)へ上方修正したことが好感された。上期において新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う内食・中食需要の高まりを背景に売上高が計画を上回ったことが要因という。なお、上期業績の好調を受けて、中間配当を20円から25円へ引き上げ、年間配当を77円にするとあわせて発表した。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1290億7300万円(前年同期比8.8%増)、営業利益71億5200万円(同56.6%増)、純利益50億5700万円(同62.6%増)だった。

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