【通貨】明日の為替相場見通し=105円台半ばを中心とした動き継続か
米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
市場参加者の関心が米追加経済対策を巡る与野党協議に向かうなか、その進展具合が投資家心理を左右する。与野党が合意すれば早期実施への期待感からドル買いが流入するとみられるが、英国と欧州連合(EU)との通商交渉の行方や22日に予定される米大統領候補によるテレビ討論会など見極め要因も多く積極的には買い上がりにくい。また、欧米で新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあり、世界経済の先行きに対する警戒感がくすぶるなか、経済指標への関心も高い。今晩は米9月住宅着工件数の発表が予定されており、市場予想を上回る結果となればドルの支援材料となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS