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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):パソナG、出前館、セラク

パソナG <日足> 「株探」多機能チャートより
■パソナグループ <2168>  1,994円  +400 円 (+25.1%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 パソナグループ<2168>がストップ高。15日の取引終了後に発表した21年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算は、売上高857億5100万円(前年同期比7.7%増)、経常利益73億5700万円(同7.9倍)となり、これを好感する買いが入った。業務効率化を進める民間企業や感染症拡大防止に伴うパブリックセクターからの一時的な需要が増加し、BPOサービスが大きく伸びた。また、効率的な運営による収益力向上や販管費の減少に加え、前期に発生した子会社株式の一部売却に伴う支払手数料がなくなったことも大幅増益に貢献した。経常利益は第1四半期実績だけで、通期計画の100億円に対する進捗率が7割を超えており、早くも業績上振れ期待が浮上している。

■出前館 <2484>  3,725円  +700 円 (+23.1%) ストップ高   本日終値
 出前館<2484>がストップ高。15日取引終了後に発表した20年8月期の連結業績は営業損益が26億2300万円の赤字(前の期は3900万円の赤字)となった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で料理宅配需要は伸びたが、広告などの先行費用もあり、最終赤字となった。21年8月期の同損益も130億円の赤字見通し。同社はLINE<3938>グループとの協業を通じて事業の拡大を加速させており、今期も大幅な投資を進める方針だ。ただ、同時に発表された中期経営計画では23年8月期に同利益は120億円と黒字転換する見通しであり、中長期的な成長姿勢を評価する買いが入った様子だ。

■セラク <6199>  2,395円  +400 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 セラク<6199>がストップ高。同社はシステム開発及びIT人材の派遣事業などを展開、農業IoT分野にも注力し業績は高成長路線をまい進している。15日取引終了後に発表した20年8月期決算はシステムインテグレーション運用業務などが牽引し営業利益が前の期比56%増の11億3400万円と急拡大した。また、21年8月期についても利益成長に衰えは見えず、前期比21%増の13億7000万円と高水準の伸びを見込んでおり、これを好感する買いを呼び込んだ。

■ビザスク <4490>  4,270円  +700 円 (+19.6%) ストップ高   本日終値
 ビザスク<4490>がストップ高。15日の取引終了後に発表した21年2月期上期(3~8月)の連結決算は、売上高6億9000万円(前年同期比59.3%増)、経常利益5100万円(同2.5倍)に急拡大しており、これが好感された。主力のビジネス分野に特化したナレッジシェアリングプラットフォームは一部で新型コロナウイルス感染症による影響を受けたものの、法人クライアント口座数の増加により堅調な成長を維持した。特に、スポットコンサル設営サービス「ビザスクinterview」は積極的なマーケティング施策が奏功し、国内事業法人と海外顧客が拡大したという。上期の経常利益は通期計画の4800万円を既に上回っており、業績上振れを期待する買いが入った。

■バリュエンス <9270>  3,470円  +503 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値
 バリュエンスホールディングス<9270>はストップ高。15日の取引終了後に発表した20年8月期の連結経常利益は前の期比72.5%減の6億2200万円に落ち込んだが、続く21年8月期は前期比3.9倍の24億5000万円にV字回復する見通しとなり、これが好材料視された。今期は新規出店とネオスタンダードの買収効果で国内の買取店舗が40店ほど増加するほか、オークションの運営体制を整備し、開催数を増やす計画だ。業績回復に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の35円に増配する方針としたことも好感された。

■エイジス <4659>  3,240円  +444 円 (+15.9%) 一時ストップ高   本日終値
 エイジス<4659>が急反騰。15日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を39億円から44億円(前期比2.9%増)へ、純利益を26億3700万円から29億6800万円(同1.4%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は280億円(同1.4%減)の従来見通しを据え置いたものの、店舗改装業務の受注の増加や、店舗商品補充業務の受注店舗数及び作業受注量の増加などに加えて、国内棚卸サービス及びリテイルサポートサービスにおける生産性向上の取り組みを行った効果などが寄与する。

■三栄建築設計 <3228>  1,895円  +245 円 (+14.9%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 三栄建築設計<3228>がマドを開けて急騰し、年初来高値を更新。15日の取引終了後、21年8月期の連結業績は売上高1400億円(前期比21.8%増)、経常利益100億5400万円(同39.8%増)になりそうだと発表しており、これが好材料視された。今期は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅時間の増加やテレワークの普及などで戸建て住宅の需要が高まるなか、主力の戸建分譲事業で付加価値の高い住宅を供給し、売上高、経常利益ともに2期ぶりに過去最高を更新する見通しだ。好調な業績と配当性向の変更を踏まえ、今期の年間配当は前期比22円増の70円に増配する方針としたことも好感されたようだ。

■ベイカレント <6532>  17,420円  +1,780 円 (+11.4%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 ベイカレント・コンサルティング<6532>が急騰。株価は前日比14.8%高の1万7950円まで上値を伸ばし、上場来高値を大幅に更新している。同社は15日の取引終了後に非連結決算(国際会計基準)を発表。21年2月期上期(3~8月)の税引き前利益は前年同期比90.5%増の53億7500万円に拡大しており、これを好材料視する買いが入っている。前期から継続していたITコンサルティングサービスの好調な受注状況に加え、増員したコンサルタントの戦力化が進んだことも収益拡大につながった。高付加価値化の推進で利益率も向上した。併せて、非開示だった21年2月期通期の同利益は前期比37.3%増の109億5000万円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しだと発表。今期の年間配当は115円(前期は90円)実施する方針も示しており、これも好感されている。

■アダストリア <2685>  1,641円  +127 円 (+8.4%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 アダストリア<2685>が急反騰している。15日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。上限を200万株(発行済み株数の4.24%)、または40億円としており、取得期間は20年10月16日から21年2月26日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とするほか、資本効率の向上を図ることが目的としている。

■キトー <6409>  1,246円  +92 円 (+8.0%)  本日終値
 キトー<6409>は3日ぶりに反発している。同社はきょう早朝、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比34.2%減の36億円(従来予想は30億円)に上方修正したことが好感されているようだ。売上高見通しは同14.9%減の500億円(従来予想は490億円)に引き上げた。当初は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けたものの、生産面では日本・米国・中国を中心とする主要拠点で、ロックダウンなどの影響を大きく受けることなく、サプライチェーンを維持し、第2四半期累計期間まで、ほぼ通常通りの操業を継続することができたことが要因。また需要面では、いち早く中国がコロナ禍の影響を脱し、日本及び米国市場で第1四半期中に底打ちし、徐々に回復基調に転じていることが追い風になるとしている。

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