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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):松尾電、シライ電子、ブロッコリー

ブロッコリー <日足> 「株探」多機能チャートより
■寿スピリッツ <2222>  5,310円  -110 円 (-2.0%)  本日終値
 寿スピリッツ<2222>は3日続落。前週末9日の取引終了後、21年3月期第2四半期の売上状況(概算)を発表しており、第2四半期累計(4~9月)の売上高が前年同期比64.7%減の79億1000万円となったことが嫌気されたようだ。直近7~9月の月次売上高も依然として大幅な落ち込みとなっているものの、GoToトラベルキャンペーンの効果により4連休の観光地の客足が回復するなど、緩やかながらも回復基調となった。また、セグメント別では「ケイシイシイ」が通信販売の好調などにより、他のセグメントに比べ落ち込みが小さかったとしている。

■トヨタ自動車 <7203>  6,911円  -56 円 (-0.8%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が続落、ホンダ<7267>は3日連続安となるなど自動車株が軟調な値動きを強いられている。前週末の米国株市場では主要株指数が総じて上昇しているが、外国為替市場では足もとドル売りの動きが強まり、1ドル=105円60銭近辺の推移と円高に振れている。米大統領選の行方はバイデン氏有利が伝わっているものの、法廷闘争の可能性など先行き不透明感も意識されており、目先リスク回避の円買いの動きが、輸出セクターでも特に為替感応度の高い自動車株に売りを誘っている。

■松尾電機 <6969>  378円  +80 円 (+26.9%) ストップ高   本日終値
 松尾電機<6969>がストップ高。東京証券取引所が9日の取引終了後、上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄から解除すると発表しており、これが好感された。20年9月30日時点の流通株式の時価総額が5億円以上となり、流通株式時価総額に関する上場廃止基準に該当しなくなったためとしている。

■グローバルウェイ <3936>  1,950円  +400 円 (+25.8%) ストップ高   本日終値
 グローバルウェイ<3936>がストップ高。前週末9日の取引終了後、スイス子会社タイム・チケットが9日、プロのeスポーツ選手やファン同士でゲームを楽しむことができる「eSportStars」(通称「いぽすた」)をリリースしたと発表しており、これが好感された。「いぽすた」では、eSportStars主催のトーナメントに参加でき、トーナメントにはプロ選手も参加し、プロとファンとのゲーム対戦を実現するという。入賞者には賞金が授与されるほか、有名ストリーマーやプロ選手によるトーナメントの実況や解説も動画で配信する。また今後、利用頻度に応じて仮想通貨「タイムコイン」が報酬として付与される「eスポーツマイニング」を実装する予定で、大会参加、大会の主催や集客、大会の動画実況、グッズやサービス取引などに応じてタイムコインが付与され、タイムコインの保有数に応じてサービス内の特典サービスが受けられるようにするという。

■シライ電子工業 <6658>  247円  +50 円 (+25.4%) ストップ高   本日終値
 シライ電子工業<6658>がストップ高。午前11時15分ごろ、5Gなどに対応した透明アンテナ向けフィルム基板の開発に成功し、販売を開始したと発表しており、これが好感された。透明アンテナ向けフィルム基板「SPET-SG」は、配線を目で見ることができない透明フレキシブル基板「SPET-MM」を、更に導体を細線化する加工技術などを向上することで、もっと配線を目で見ることができない透明アンテナ向けフィルム基板として開発したという。また同時に、3次元立体配線用の透明フレキシブル銅張積層板(FCCL)を開発し販売を開始したと発表したことも好材料視されている。3次元立体配線用透明フレキシブル基板及び透明ヒーターフィルムは、銅張積層板を用いた点では業界初。賦形やインサート成型が可能で、プラスチック一体型の3次元立体配線構造であることや、全光線透過率90.0%の透明フレキシブル基板・ヒーターで、導体も分かりにくい透明構造であること、高い耐熱性があることなどが特徴としている。なお、それぞれ、10月21日からポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される第3回カーエレクトロニクス技術展で一般公開するという。

■アズ企画設計 <3490>  1,583円  +300 円 (+23.4%) ストップ高   本日終値
 アズ企画設計<3490>がストップ高。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)単独決算が、売上高34億7000万円(前年同期比61.6%増)、営業損益3200万円の赤字(前年同期9100万円の赤字)、最終損益1400万円の赤字(同9500万円の赤字)と赤字幅縮小で着地し、6~8月では黒字転換したことが好感された。金融機関による融資の厳格化が続いているものの、主力の販売事業で活発な営業活動を行うことで、売り上げが大幅に向上したという。なお、21年2月期通期業績予想は引き続き未定としている。

■ブロッコリー <2706>  1,875円  +299 円 (+19.0%)  本日終値
 ブロッコリー<2706>が急騰。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)単独決算が、売上高29億9100万円(前年同期比9.4%増)、営業利益6億2000万円(同82.0%増)、純利益4億3800万円(同58.2%増)と大幅増益だったことが好感された。「うたの☆プリンスさまっ♪」関連コンセプトショップ「All-Star Shop」でのグッズ販売が伸長したほか、前年6月公開の「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」の収益配分を引き続き受けたことが寄与した。また、トレーディングカードゲーム(TCG)「Z/X(ゼクス)」のオンラインイベント開催・関連グッズ通販の強化や、他社ライセンスグッズの他社オンラインライブ関連通販向け売り上げなども伸長した。なお同社は同時に、20年12月3日に発売を予定していたニンテンドースイッチ用ソフト「ジャックジャンヌ」の発売を21年3月18日に延期すると発表したが、上期業績の好調な結果などを考慮し、21年2月期通期業績予想は、売上高73億円(前期比12.7%増)、営業利益9億円(同32.2%増)、純利益6億円(同58.6%増)の従来見通しを据え置いている。

■アイエックス・ナレッジ <9753>  1,092円  +106 円 (+10.8%) 一時ストップ高   本日終値
 アイエックス・ナレッジ<9753>が急騰。コンサルティングからシステム開発及びシステム運用に至るまで一気通貫で対応するシステムインテグレーターであり、金融向けで強みを発揮する。地銀再編やデジタル通貨発行をテーマに活躍余地が高まるとの見方が株高を後押ししている。IBMと連携してブロックチェーン技術の研究開発を進めており、会社側によるとこれは金融向けをターゲットしたものではないが、将来的にはフィンテック分野での存在感を高める可能性がある。

■いい生活 <3796>  825円  +60 円 (+7.8%)  本日終値
 いい生活<3796>が続急伸。時価は2007年10月以来、13年ぶりの高値水準に突入している。不動産業界に特化したクラウドソリューションを展開、不動産市場をテクノロジーと融合させた不動産DXの担い手として注目を集めている。サービスインフラ基盤は全面的にAWSへの移行を開始しており一段のコスト最適化を推進している。20年3月期は営業利益段階で前の期比9.5倍の1億2300万円と急拡大しマーケットの注目を集めたが、21年3月期以降も増収増益基調が続くとの見方が強い。

■セラク <6199>  2,046円  +134 円 (+7.0%)  本日終値
 セラク<6199>が続伸。前週末9日の取引終了後、集計中の20年8月期連結業績について、営業利益が7億7000万円から11億3000万円(前の期比55.4%増)へ、純利益が4億7000万円から6億5000万円(同47.7%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、企業の新規ICT投資に大幅な縮小が生じたことから成長投資が抑制され、売上高は140億円から137億7000万円(同20.7%増)へ下振れたものの、公共案件の獲得などが堅調に推移したことが利益を押し上げた。なお、利益の上振れに伴い従来3円40銭を予定していた期末一括配当を4円60銭に引き上げた。

●ストップ高銘柄
 アウンコンサルティング <2459>  380円  +80 円 (+26.7%) ストップ高   本日終値
 ナビタス <6276>  511円  +80 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 ランシステム <3326>  643円  +100 円 (+18.4%) ストップ高   本日終値
 GMOアドパートナーズ <4784>  658円  +100 円 (+17.9%) ストップ高   本日終値
 アーキテクツ <6085>  1,025円  +150 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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