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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ウインテスト、ラオックス、ソフトMAX

ウインテスト <日足> 「株探」多機能チャートより
■物語コーポレーション <3097>  9,840円  -570 円 (-5.5%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 15日に発表した「8月既存店売上高は8.3%減」が売り材料。

■三菱UFJ <8306>  441.8円  -5.7 円 (-1.3%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが軟調な展開。前日の米国株市場ではシティグループが貸倒引当金を積み増す可能性に言及したことが嫌気され急落したほか、JPモルガンやゴールドマン・サックスなど他の大手金融株にも売りが波及した。FOMCの結果発表を控え緩和政策への思惑もあり、米長期金利も0.6%台後半での低水準もみ合いが続いている。日米の金融政策決定会合を前に目先買いポジションを軽くする動きが軟調な株価に反映されている。

■ウインテスト <6721>  221円  +50 円 (+29.2%) ストップ高   本日終値
 ウインテスト<6721>がストップ高。同社はイメージセンサーや液晶向け検査装置を手掛けるが、今期業績は急回復が予想されている。同社が15日取引終了後に発表した20年7月期の営業利益は5億3600万円の赤字(前の期実績は3億4800万円の赤字)だったが、21年7月期については増収効果から7億7600万円の大幅黒字化を見込んでおり、これがサプライズを与えた。また同日、NHK放送技術研究所から次世代技術の研究開発用装置として、センサアレイ評価装置「WTS-311NX」を受注したことを発表、これも株価を強く刺激する材料となった。

■ラオックス <8202>  229円  +47 円 (+25.8%) 一時ストップ高   本日終値
 ラオックス<8202>は一時ストップ高。この日午後、新たな販売チャネルとして、中国アリババグループで東南アジア市場をターゲットとしたプラットフォーム「Lazada」への出店したと発表しており、これが好感された。8月初旬に「Lazada」ショップ内で一部商品のテスト運営を行い、現在はチャネル名を「LazMall」としてインドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの4カ国で展開しているという。今後は、ラオックスグループのリソースを活用することで、中国市場だけではなく東南アジアへと市場を拡大し、グローバルを視野にEC事業を発展させる方針だという。

■ソフトマックス <3671>  1,270円  +180 円 (+16.5%) 一時ストップ高   本日終値
 ソフトマックス<3671>が急反騰。今週14日に値幅制限いっぱいの150円高は1128円に買われ、前日は目先筋の利食いに浅い押し目を入れたものの、きょう改めて買い直されている。Web型電子カルテを主力に医療情報システムを手掛け、デジタル化が相対的に遅れる中小病院などを主要顧客に需要の獲得が進んでいる。新型コロナウイルス感染症では院内クラスターが問題視されたが、これは非接触型の電子カルテに対するニーズを高める背景ともなっている。医療機関への業務請負や介護サービスなどを展開するソラスト<6197>とは医療ICTの活用に関連したサービスで包括的連携を図っていることで展開力も増している。

■アズ企画設計 <3490>  1,675円  +170 円 (+11.3%) 一時ストップ高   本日終値
 アズ企画設計<3490>が一時ストップ高に買われ、年初来高値を更新した。15日の取引終了後、不動産特定共同事業にかかる許可を14日付で取得したと発表しており、これが好感された。同社は収益不動産の販売事業を主な事業としているが、今回の許可取得により、取得した不動産の幅広い投資家に向けた投資方法の提案として、不動産小口化商品を一般投資家に提供するとしており、収益基盤の強化につながると期待されている。なお、21年2月期業績予想は非開示としているものの、同件が業績に与える影響は軽微としている。

■ディーブイエックス <3079>  1,016円  +101 円 (+11.0%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 ディーブイエックス<3079>が急反発、年初来高値を更新した。15日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)単独業績予想について、売上高を179億7900万円から192億7900万円(前年同期比12.8%減)へ、営業損益を5100万円の赤字から1億5500万円の黒字(同65.2%減)へ、最終損益を5200万円の赤字から1億500万円の黒字(同66.6%減)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染拡大の影響が想定よりも小さかったことに加えて、営業活動を制限したことによる旅費交通費の削減や経費節減努力が奏功。また、研究開発費など一部の販管費の経費予算の執行が遅れていることも寄与する。

■ITbook <1447>  774円  +69 円 (+9.8%)  本日終値
 ITbookホールディングス<1447>急反騰。菅自民党新総裁はデジタル行政の加速に着手する構えをみせており、「デジタル庁」創設に向け、科学技術相を担当した実績のある平井卓也氏をデジタル分野の担当大臣として入閣させる。これを受けて官公庁のデジタルトランスフォーメーション(DX)を担う銘柄群に物色の矛先が改めて向いている。更に、菅氏はマイナポイント事業にも期待感を示し、安倍政権を継承してマイナンバーカードの普及に力を入れていくことが予想されており、同分野に高い実績を持つITソリューション会社である同社株が象徴的銘柄として人気化している。

■銚子丸 <3075>  1,182円  +89 円 (+8.1%) 一時ストップ高   本日終値
 銚子丸<3075>は6日続伸。15日の取引終了後、未定としていた21年5月期の単独業績予想を発表しており、営業利益3億600万円(前期比4.3倍)、最終利益1億4900万円の黒字(前期は9300万円の赤字)と大幅増益を見込んでいることが好感された。第1四半期(5月16日~8月15日)業績の実績を踏まえて、売上高は178億700万円(前期比1.5%減)になる見通し。ただ、全社的に一層のコスト削減に取り組むことに加えて、アフターコロナの時代を見据えた新時代の収益モデルへの移行を積極的に推進することで、前期の第4四半期会計期間に計上した多額の損失を通年ベースでカバーし増益を予想している。なお、第1四半期(5月16日~8月15日)業績は、売上高43億5100万円(前年同期比11.4%減)、営業利益2億2400万円(同2.2%増)、純利益9100万円(同21.9%減)だった。

■岩塚製菓 <2221>  3,950円  +290 円 (+7.9%)  本日終値
 岩塚製菓<2221>が急伸。15日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、最終利益を16億円から21億円(前期比18.7%増)へ上方修正したことが好感された。ワンワン・チャイナ・ホールディングスが期末配当金を増額したことで、受取配当金が見込みを大幅に上回ることが要因としている。なお、売上高232億円(同1.6%増)、営業利益3億6000万円(同2.1倍)は従来見通しを据え置いている。また、最終利益予想の上方修正に伴い、従来28円を予定していた期末一括配当を2円増額して30円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視された。なお、前期実績に対しては4円の増配になる予定だ。

●ストップ高銘柄
 アライドHD <6835>  120円  +30 円 (+33.3%) ストップ高   本日終値
 アウンコンサルティング <2459>  229円  +50 円 (+27.9%) ストップ高   本日終値
 ネクスグループ <6634>  233円  +50 円 (+27.3%) ストップ高   本日終値
 サンバイオ <4592>  2,192円  +400 円 (+22.3%) ストップ高   本日終値
 エムジーホーム <8891>  868円  +150 円 (+20.9%) ストップ高   本日終値
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 ディア・ライフ <3245>  482円  -100 円 (-17.2%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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