【材料】ミライアルは大幅反落、成形機市場低迷で上期営業利益３８％減

　ミライアル<4238>は大幅反落。８日の取引終了後に発表した第２四半期累計（２～７月）連結決算が、売上高４７億２９００万円（前年同期比４．５％減）、営業利益４億３５００万円（同３８．０％減）、純利益６億９４００万円（同３７．８％増）となり、大幅営業減益となったことが嫌気されている。

　半導体市場が堅調に推移したことでプラスチック成形事業は売り上げを伸ばしたものの、設備投資抑制の影響により成形機市場が低迷したことが響いた。また、プラスチック成形事業の増産対応に伴う労務費の増加や品種構成の変動などで利益率が低下し、営業利益は減益を余儀なくされた。

　なお、２１年１月期通期業績予想は未定としているものの、第３四半期累計（２～１０月）業績予想を発表しており、売上高７４億円（前年同期比１．６％増）、営業利益７億円（同２９．６％減）、純利益８億７０００万円（同２１．１％増）を見込んでいる。

出所：MINKABU PRESS