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【市況】9日の株式相場見通し=反落、米国株波乱続き再び下値探る展開に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京株式市場は、前日の米国株急落を受けてリスク回避の売りに晒される形となり日経平均株価は大幅反落しそうだ。米国株市場ではハイテク株への売りが止まず、ナスダック総合指数は1万1000の大台を割り込むとともに高値から10%の下落となり調整トレンド入りの可能性を示唆している。東京市場でもリスク許容度が低下した海外投資家の売りなどが重荷となり、主力ハイテク株中心に値を下げ、2万3000円台を割り込む局面もありそうだ。下値では日銀のETF買いも想定され、売り一巡後は下げ渋る可能性もありそうだが、アジア株市場や米株価指数先物の動きなどを横にらみに終始不安定な動きを強いられる可能性が高い。

 8日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比632ドル42セント安の2万7500ドル89セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は、同465.445ポイント安の1万847.690だった。

 日程面では、きょうは8月のマネーストック、8月の工作機械受注など。海外では8月の中国消費者物価指数(CPI)、8月の中国生産者物価指数(PPI)など。

出所:MINKABU PRESS

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