【市況】東京株式(前引け)=前日比83円高、NY高と円安受け買い先行
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は堅調に推移。27日の米株式市場では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けNYダウが上昇したほか、為替市場で1ドル=106円80銭前後へ円安が進行したことも買い要因となった。ただ、この日の午後5時から安倍首相が記者会見を予定しており、その内容を確かめたいとの見方から様子見姿勢も強まっている。
個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株が高く、第一生命ホールディングス<8750>や東京海上ホールディングス<8766>など生損保株も値を上げた。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>など自動車株もしっかり。半面、ソフトバンクグループ<9984>や任天堂<7974>、東京エレクトロン<8035>が安く、エムスリー<2413>や神戸物産<3038>が値を下げた。直近IPO株のニューラルポケット<4056>やティアンドエス<4055>は急落している。
出所:MINKABU PRESS