【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 タカショー、アセンテック、ウチダエスコ (25日大引け後 発表分)

　25日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　タカショー <7590> 　　★上期経常を2.2倍上方修正、通期も増額、配当も3円増額
　◆21年1月期上期(2-7月)の連結経常利益を従来予想の3.4億円→7.5億円に2.2倍上方修正。外出自粛などで家庭菜園やリビングガーデンのニーズが高まり、ホームセンターやネット通販でガーデニング用品の販売が伸びた。海外子会社でEC分野が好調だったことに加え、利益率の改善や経費削減も上振れに貢献した。
　　上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の5.7億円→9.1億円に57.4％上方修正。増益率が23.2％増→94.0％増に拡大する見通しとなった。
　　業績上振れを踏まえ、期末一括配当を従来計画の10円→13円(前期は10円)に大幅増額修正した。

　アセンテック <3565> 　　★今期経常を30％増益に16％上方修正
　◆21年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億円→5.8億円に16.4％上方修正。増益率が12.0％増→30.4％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。新型コロナウイルス感染症の拡大で一部プロジェクトに遅延などが発生するものの、テレワーク需要の高まりを受けて仮想デスクトップ関連製品の売り上げが伸びたことに加え、サブスクリプションモデルに移行した「Resalio Lynx」の採算改善も利益を押し上げる。

　パワーソリュ <4450> [東証Ｍ]　　★今期最終を34％上方修正
　◆20年12月期の最終利益(非連結)を従来予想の7700万円→1億0300万円に33.8％上方修正。減益率が65.5％減→53.8％減に縮小する見通しとなった。和解金の受領に伴い、特別利益4000万円を計上することが最終利益を押し上げる。

　ウチダエスコ <4699> [ＪＱ]　　★前期経常を32％上方修正・最高益予想を上乗せ
　◆20年7月期の連結経常利益を従来予想の13億円→17.1億円に31.9％上方修正。増益率が56.8％増→2.1倍に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は3月に続き、2回目。ICTサービス事業でIT機器の導入サポートやキッティングなどの学校市場、民間市場向けサービスが想定以上に好調だったことが収益を押し上げた。

株探ニュース