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【通貨】来週の為替相場見通し=107円台定着となるかどうかが焦点

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週のドル円相場は、107円台に定着できるかどうかが焦点となる。予想レンジは1ドル=105円50銭~108円00銭。

 足もとでは一時的に107円00銭台に上昇するも、戻り売りに阻まれ106円台後半に押し戻される展開が続いている。107円台の定着には良好な米経済指標の発表が続くことに加え、難航している米国の追加経済対策の進展など新たな手掛かり材料が求められる。また、15日頃に予定される米国と中国による第1段階通商合意の実施検証や、19日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨での経済見通しも市場心理を左右しそうだ。

 来週の主な経済指標は、海外では17日に米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、18日に米7月住宅着工件数、19日にユーロ圏7月消費者物価指数(改定値)、20日に米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業保険申請件数(前週分)、21日にユーロ圏8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値と米7月中古住宅販売件数など。

 国内では17日に4~6月期国内総生産(GDP)速報値、19日に貿易統計、21日に7月全国消費者物価指数の発表が予定されている。

出所:MINKABU PRESS

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