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【材料】ソニー大商いで反発、CMOSセンサーの競争力評価

ソニー <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソニー<6758>が反発、一時268円高の8730円まで買われた。同社株に対する市場の注目度は高く、売買代金はトヨタ自動車<7203>を上回り全上場企業のなかで第2位となっている。米株市場主導で半導体関連株が買い直されている。そのなか同社は相補性金属酸化膜半導体(CMOS)を活用して光を電気信号に変換するCMOSセンサー で世界トップの競争力を誇り、その流れに乗っている。CMOSセンサーはスマートフォンカメラの複眼化が進むなかで、需要に供給が追いつかない構造的な追い風局面にあり、今後の収益成長の原動力として注目されている。日本経済新聞社が実施した調査では2019年の主要商品・サービスシェアで日本が首位となったのは7品目に減少したことが伝えられているが、「そのなかソニーのCMOSセンサーは世界シェアを伸ばし、市場の過半を握ったことが報じられており、インパクトが強い。改めて海外投資家などの実需買いを誘発する可能性がある」(準大手証券ストラテジスト)という。今月5日につけた年初来高値8838円奪回を視野に入れる可能性も出ている。

出所:MINKABU PRESS

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