【材料】ロート製薬は続伸、第1四半期決算は減収ながら増益を確保
ロート <日足> 「株探」多機能チャートより
外出自粛の影響もあり、日焼け止めやリップクリーム、コンタクト関連品が減収となったが、高額目薬や美容液「オバジ」シリーズなど高付加価値品が堅調に推移したことが利益増に寄与。また、前期子会社化した日本点眼薬研究所に加えて、医薬品開発・製造受託子会社なども貢献したほか、一昨年から取り組んできた構造改革費用が一巡したこともプラスに働いた。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1830億円(前期比2.8%減)、営業利益218億円(同5.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS