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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):富士電機、Jストリーム、アンリツ

富士電機 <日足> 「株探」多機能チャートより
■富士電機 <6504>  2,870円  +192 円 (+7.2%)  本日終値
 富士電機<6504>は急反発。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高1688億4400万円(前年同期比4.1%減)、営業利益24億3500万円(同33.1%減)、純利益13億5600万円(同46.4%減)と大幅減益となったものの、想定の範囲内だったことから、目先の悪材料出尽くし感から買われたようだ。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた企業活動の制約による納期延伸や設備投資抑制などの影響を受けて、「パワエレシステム エネルギー」「食品流通」部門を中心に需要が減少した。また、為替変動の影響やパワー半導体事業の先行投資増なども利益を圧迫した。なお、21年3月期通期業績予想は引き続き未定としている。

■Jストリーム <4308>  3,175円  +211 円 (+7.1%)  本日終値
 Jストリーム<4308>が急伸。メディア系のコンテンツ配信関連や医薬系業界を中心としたライブ配信が業績を押し上げている。同社が30日取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)決算は営業利益が2億4000万円となり、これまで非開示だった通期見通しについては前期比65%増の9億円と急拡大予想を示した。これを材料視する投資資金が集中する格好となった。

■ベネフィット・ワン <2412>  2,303円  +141 円 (+6.5%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は13%増益で着地」が好感された。
 ベネフィット・ワン <2412> が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.2%増の21.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の33.5億円に対する進捗率は65.0%に達し、5年平均の47.5%も上回った。
  ⇒⇒ベネフィット・ワンの詳しい業績推移表を見る

■セゾン情報システムズ <9640>  2,137円  +121 円 (+6.0%)  本日終値
 セゾン情報システムズ<9640>が高い。30日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を100億円から110億円(前年同期比4.0%減)へ、営業利益を11億円から13億円(同16.3%減)へ、純利益を8億5000万円から10億5000万円(同23.7%減)へ上方修正したことが好感された。ファイル連携プラットフォームで主力の「HULFT」事業を中心に売上高が堅調に推移していることに加えて、海外を含む拠点間の移動自粛や会議及びイベントのオンライン化、生産性向上への取り組みなどが寄与する。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高220億円(前期比6.6%減)、営業利益25億円(同27.5%減)、純利益20億円(同81.9%増)の従来見通しを据え置いている。また、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高54億5100万円(前年同期比5.0%減)、営業利益8億4400万円(同11.1%増)、純利益6億8600万円(同3.9%減)だった。

■日本ハム <2282>  4,625円  +245 円 (+5.6%)  本日終値
 日本ハム<2282>が後場急上昇。午後1時30分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、事業利益を340億円から370億円(前期比15.5%減)へ、最終利益を200億円から220億円(同14.5%増)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響により、外食向けなど業務用商品は厳しい状況にあるものの、内食需要の高まりにより量販店向けの販売が伸長していることから、売上高は1兆2000億円(同2.4%減)の従来見通しを据え置いた。ただ加工事業で、内食需要の拡大により主力ブランド商品の販売が好調に推移し利益率が改善したことに加えて、食肉事業でも、国産鶏肉・国産豚肉の相場上昇により生産部門が堅調に推移したことが利益を押し上げるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高2793億500万円(前年同期比8.4%減)、事業利益92億3000万円(同16.7%減)、最終利益93億8400万円(同8.5%増)だった。

■システナ <2317>  1,586円  +84 円 (+5.6%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は1%増益で着地」が好感された。
 システナ <2317> が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比0.8%増の18.3億円となり、通期計画の73.7億円に対する進捗率は5年平均の19.3%を上回る24.8%に達した。
  ⇒⇒システナの詳しい業績推移表を見る

■アンリツ <6754>  2,512円  +117 円 (+4.9%)  本日終値
 アンリツ<6754>は大幅高スタートで6営業日ぶりに反発に転じた。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績(国際会計基準)は、売上高256億9300万円(前年同期比10.6%増)、税引き前利益51億1500万円(同2倍)となり、これを好感する買いが入った。5G(第5世代移動通信システム)対応のチップセットや携帯端末の開発需要が順調に推移し、主力のモバイル市場向け開発用計測器の販売が大きく伸びた。特にアジアで5G商用化に向けた開発需要が拡大し、5Gビジネスを牽引した。また、データセンターなどでのネットワーク高速化に向けた開発・生産関連需要も獲得し、計測事業の収益が急拡大した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1100億円(前期比2.8%増)、税引き前利益175億円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■日本M&Aセンター <2127>  5,120円  +230 円 (+4.7%)  本日終値
 日本M&Aセンター<2127>は大幅続伸し年初来高値を更新。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高90億8900万円(前年同期比18.1%増)、営業利益48億8700万円(同25.4%増)、純利益33億4500万円(同24.8%増)と大幅増益となり、未定としていた年間配当を26円(前期26円)にすると発表したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響で営業活動が制限される場面があったものの、成約件数は前年同期並みの232件(前年同期234件)となった。そのなかで中型、大型案件の成約に注力することができたことが平均成約単価の上昇に寄与し、業績拡大に貢献した。なお、21年3月期通期業績予想は引き続き未定としている。

■三菱倉庫 <9301>  2,825円  +106 円 (+3.9%)  本日終値
 三菱倉庫<9301>が後場プラス圏に急浮上。午後1時ごろ、500万株(発行済み株数の5.82%)、または100億円を上限とする自社株買いを発表しており、これが好材料視された。取得期間は20年8月3日から21年3月31日までで、中期経営計画の株主還元方針を踏まえて取得するという。同時に、21年3月期連結業績予想について、最終利益を126億円から376億円(前期比3.2倍)へ上方修正したことも好材料視された。JR東海<9022>が推進するリニア中央新幹線計画に協力するため、名古屋市中村区の土地を譲渡するのに伴い、固定資産譲渡益366億円を特別利益として計上するのが要因。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、物流事業で倉庫、陸上運送、港湾運送及び国際運送取り扱いの各事業で貨物取扱量が減少したほか、不動産賃貸事業で一部商業施設のテナント休業があったことから、売上高は2230億円から2130億円(同7.0%減)へ、営業利益は113億円から100億円(同18.0%減)へ下方修正した。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高502億7600万円(前年同期比13.1%減)、営業利益22億1500万円(同32.2%減)、純利益16億2900万円(同46.0%減)だった。

■アスクル <2678>  3,165円  +100 円 (+3.3%)  本日終値
 アスクル<2678>が大幅高で3日ぶりに反発。30日の取引終了後に発表した7月度(6月21日~7月20日)の月次業績で、単体売上高が前年同月比5.6%増と4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。主力のBtoB事業は、新型コロナウイルスの影響で4月度以降、在宅勤務拡大・企業活動停滞による一時的な需要低下があったものの、足もとは着実な回復傾向にあるほか、前年に比べて平日が1日多く、土曜日が1日少ない影響もあり同5.2%増となった。また、LOHACOも同7.7%増と3カ月連続で伸長した。

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