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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ZOZO、味の素、エスエムエス

ZOZO <日足> 「株探」多機能チャートより
■セプテニHD <4293>  240円  +49 円 (+25.7%)  本日終値
 セプテーニ・ホールディングス<4293>が急騰、前日比49円(25.6%)高の240円に買われた。30日の取引終了後、20年9月期の連結業績予想について、売上高を170億円から175億円(前期比4.2%増)へ、最終利益を7億2000万円から11億円(前期5億4700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。緊急事態宣言の解除に伴い、3月後半から減少を続けていた広告需要が5月には底打ちし、6月以降には回復の傾向が徐々に強くなっていることが要因。これに加えて、緊急事態宣言解除後も従業員に対する在宅勤務推奨を継続していることに伴い、営業活動関連費用を中心にコスト管理が進んでいることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年10月~20年6月)決算は、売上高129億2800万円(前年同期比2.2%増)、最終利益7億8300万円(前年同期10億1400万円の赤字)だった。

■ZOZO <3092>  2,860円  +500 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ZOZO<3092>がストップ高。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績は、売上高336億7400万円(前年同期比19.4%増)、経常利益104億7300万円(同37.5%増)と大幅増収増益を達成しており、これが好材料視された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うデジタルシフトの進展を背景に、商品取扱高が20%近く伸び、受託販売手数料が大きく増加したことが寄与。また、前期に実施したARIGATO施策の値引き費用がなくなったことも利益拡大の要因となった。併せて、非開示だった21年3月期通期業績予想は、売上高1437億円(前期比14.5%増)、経常利益395億円(同42.9%増)といずれも過去最高を更新する見通しとなったと発表。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比7円増の37円に増配する方針としたことも好感された。

■プロトコーポレーション <4298>  1,040円  +145 円 (+16.2%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 プロトコーポレーション<4298>が急反発、一時ストップ高に買われた。午前10時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高135億1800万円(前年同期比8.0%減)、営業利益15億200万円(同3.7%増)、純利益10億1700万円(同1.8%減)となり、営業増益となったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大による消費活動停滞の影響を受け、中古車輸出など物品販売が落ち込み売上高は減少したものの、プラットフォーム事業が堅調に推移したことに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大下における旅費交通費などの減少が寄与した。なお、従来未定としていた21年3月期通期業績予想は、売上高600億円(前期比1.5%増)、営業利益52億2500万円(同1.7%増)、純利益34億8100万円(同30.3%減)を見込んでいる。緊急事態宣言が5月に解除されて以降、売上高が回復しつつあることなどを踏まえたという。

■中国塗料 <4617>  997円  +136 円 (+15.8%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 中国塗料<4617>が後場急騰し、一時ストップ高まで買われた。同社はきょう午後1時30分頃に、600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.3%)、52億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表しており、需給の改善などが期待されたようだ。取得期間は8月3日から来年7月30日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが主な目的だとしている。また、21年3月期通期の連結業績予想修正もあわせて発表。売上高は前期比8.8%減の800億円(従来予想レンジは800~820億円)、営業利益は同42.9%増の50億円(従来予想レンジは30~50億円)になる見通しだとしている。新型コロナウイルスの影響などでコンテナ用塗料分野を中心に弱含んでいることから売上高は前回予想の下限に、営業利益は原材料をはじめとする各種コストの低減や商品構成の改善などで採算性の向上が順調に進んでいることから上限値に修正した。

■味の素 <2802>  1,904円  +194 円 (+11.4%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 味の素<2802>が急騰。株価は一時、前日に比べ12%上昇した。30日取引終了後、21年3月通期の業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高は1兆480億円から1兆570億円(前期比3.9%減)に見直したほか、事業利益は780億円から900億円(同9.3%減)、純利益は225億円から320億円(69.9%増)に増額した。新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要で、調味料・食品、冷凍食品の各セグメントで家庭用製品の販売が増加している。特に北米での冷凍食品の販売が好調なことなどが寄与する。

■エス・エム・エス <2175>  2,613円  +235 円 (+9.9%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 エスエムエス<2175>が寄り付きからマドを開けて大幅高に買われた。株価は一時前日比16.1%高の2760円まで上昇した。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績は、売上高105億3900万円(前年同期比12.4%増)、経常利益30億1800万円(同30%増)に拡大しており、これを好感する買いが入った。人手不足が続く介護職向け人材紹介の好調が継続したほか、看護師向け人材紹介も伸びた。また、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の会員数が増加したことに加え、新規人材採用を抑制したことも大幅増益につながった。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高374億3600円(前期比6.5%増)、経常利益64億5900万円(同1.6%増)の従来見通しを据え置いている。

■カルビー <2229>  3,355円  +300 円 (+9.8%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 カルビー<2229>が大幅高。同社は30日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比5.7%増の64億1500万円となり、通期計画240億円に対する進捗率は26.7%となった。売上高は同4.0%増の643億8500万円で着地。昨年11月から連結範囲に加わった米スナック菓子メーカーのウォーナック・フード・プロダクツが貢献したほか、中華圏のEコマースでスナックやシリアルの販売が拡大したことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■SREホールディングス <2980>  2,737円  +230 円 (+9.2%)  本日終値
 SREホールディングス<2980>が急反騰し一時、前日比343円(13.7%)高の2850円に買われた。30日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を58億200万円から59億3600万円(前期比54.2%増)へ、営業利益を6億8000万円から8億3100万円(同11.4%増)へ、純利益を4億1100万円から4億9100万円(同3.8%増)へ上方修正したことが好感された。不動産事業の売上高減少が予想よりも小幅であることに加えて、AIクラウド&コンサルティング事業も堅調に推移していることから、売上高が想定を上回るほか、コストコントロールによる販管費の減少が利益を押し上げるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、前年同期は四半期決算を行っていないため比較はないものの、売上高10億4000万円、営業利益1億2300万円、純利益6100万円で、会社発表の参考値との比較では、46%増収、15%営業増益、14%最終減益だった。

■デクセリアルズ <4980>  951円  +78 円 (+8.9%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 デクセリアルズ<4980>が大幅高。同社は30日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比31.1%増の12億5600万円となり、通期計画40億円に対する進捗率は31.4%となった。売上高は同5.9%減の138億3900万円で着地した。光学フィルムが前年の特需の影響などで苦戦したことが減収につながったが、差異化技術製品の拡大による製品ミックスの改善や生産性向上などが利益を押し上げた。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■ルネサス <6723>  578円  +40 円 (+7.4%)  本日終値
 30日に決算を発表。「上期税引き前が黒字浮上で着地・4-6月期も黒字浮上」が好感された。
 ルネサスエレクトロニクス <6723> が7月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前損益は297億円の黒字(前年同期は134億円の赤字)に浮上して着地した。
  ⇒⇒ルネサスの詳しい業績推移表を見る

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