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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):インフォコム、アドテスト、日清紡HD

インフォコム <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本瓦斯 <8174>  4,955円  +155 円 (+3.2%)  本日終値
 日本瓦斯<8174>は大幅高に買われ、4日ぶりに反発。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比24.1%増の38億300万円に伸びて着地。上期計画の28億5000万円を既に大きく上回っており、業績上振れを期待する買いが入ったようだ。家庭用ガスは顧客数が増加したうえ、巣ごもり需要も追い風になり販売量が伸びた。新型コロナウイルス感染拡大による業務用への影響は限定的だったとしている。また、販管費を抑制したことに加え、前期に計上した貸倒引当金繰入額の計上がなくなったことも大幅増益の要因となった。

■インフォコム <4348>  3,350円  +65 円 (+2.0%)  本日終値
 インフォコム<4348>が高い。この日正午ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を670億円から690億円(前期比18.2%増)へ、営業利益を87億円から101億円(同23.0%増)へ、純利益を57億円から66億円(同19.1%増)へ上方修正したことが好感された。ネットビジネス事業で電子コミック配信サービスが好調に推移していることに加えて、ITサービス事業における新型コロナウイルス感染症の影響が上期時点で想定に比べ小さいとみられることが要因としている。なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高155億8900万円(前年同期比22.9%増)、営業利益20億9100万円(同68.6%増)、純利益14億4100万円(同67.7%増)だった。

■DTS <9682>  2,020円  -416 円 (-17.1%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は21%減益で着地」が嫌気された。
 DTS <9682> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.2%減の19億円に減り、通期計画の108億円に対する進捗率は17.6%となり、5年平均の20.1%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒DTSの詳しい業績推移表を見る

■アドバンテスト <6857>  5,700円  -1,000 円 (-14.9%) ストップ安   本日終値  東証1部 下落率4位
 アドバンテスト<6857>がストップ安、目先下げ圧力が増幅され、サポートラインとなっていた25日移動平均線を割り込む展開となった。同社が30日取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の決算は、最終利益が前年同期比13%減の105億5000万円と2ケタ減益となった。また、通期業績見通しについても前期比33%減の358億円と大幅減益予想を発表、これがネガティブサプライズとなり売りに晒された。データセンターの増設需要などを背景にメモリー市況が改善度合いを強めるなか、同社のメモリーテスターの収益機会も膨らんでいる。しかし、一方で米中摩擦を背景とした中国通信機器大手ファーウェイのスマートフォン出荷台数減少に伴い、半導体メーカー各社が投資を抑制する動きをみせており、これが同社の業績を押し下げる要因となる。

■日清紡ホールディングス <3105>  627円  -107 円 (-14.6%)  本日終値  東証1部 下落率5位
 日清紡ホールディングス<3105>が急落。30日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を5400億円から4620億円(前期比9.4%減)へ、営業損益を140億円の黒字から40億円の赤字(前期64億8200万円の黒字)へ、最終利益を130億円から10億円(同66億400万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気された。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受け、無線・通信事業でマリンシステムの需要が低迷しているほか、マイクロデバイス事業、ブレーキ事業、精密機器事業も世界的な自動車生産台数の落ち込みの影響を受け売り上げが大幅に減少しているという。また、繊維事業も店舗閉鎖や販売不振により売り上げが減少したとしている。

■電算システム <3630>  4,150円  -700 円 (-14.4%) ストップ安   本日終値  東証1部 下落率7位
 電算システム<3630>はストップ安の4150円に売られた。30日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を440億円から462億円(前期比14.9%増)へ、営業利益を23億8500万円から25億円(同10.2%増)へ上方修正したが、市場予想の営業利益28億円前後を下回ったことから、失望売りが出たようだ。上方修正は、7月31日付でACAS2を子会社化したことに加えて、上期に新型コロナウイルスの影響により各種イベントやセミナーの中止などによる販売費の低減があったこと、更に上期における案件の受注状況などを考慮したという。なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高218億7100万円(前年同期比10.0%増)、営業利益16億8300万円(同36.7%増)だった。

■パナソニック <6752>  900円  -138 円 (-13.3%)  本日終値  東証1部 下落率9位
 パナソニック<6752>が一時、前日に比べ12%超安と急落。同社は30日取引終了後、21年3月期の業績予想を公表し連結最終利益は前期比55.7%減の1000億円となる見通しを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、電池など車載機器、航空機向けのシステム事業などの収益が悪化する見込みだ。同時に発表した第1四半期(4~6月)の連結最終損益は98億3300万円の赤字(前年同期は497億7700万円の黒字)だった。

■日鉄ソリューションズ <2327>  2,756円  -399 円 (-12.7%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 30日に決算を発表。「上期経常を15%下方修正、通期も減額、上期配当も7.5円減額修正」が嫌気された。
 日鉄ソリューションズ <2327> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比24.7%減の53.8億円に減った。同時に、今期の上期配当を従来計画の32.5円→25円(前年同期は32.5円)に減額した。下期配当は引き続き未定とした。
  ⇒⇒日鉄ソリューションズの詳しい業績推移表を見る

■寿スピリッツ <2222>  3,145円  -455 円 (-12.6%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地」が嫌気された。
 寿スピリッツ <2222> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は17.5億円の赤字(前年同期は15.6億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒寿スピリッツの詳しい業績推移表を見る

■マンダム <4917>  1,527円  -199 円 (-11.5%)  本日終値
 30日に決算を発表。「非開示だった今期経常は71%減益、未定だった配当は30円減配」が嫌気された。
 マンダム <4917> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比50.4%減の14億円に大きく落ち込んだ。業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を16円(前年同期は31円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も16円実施する方針とした。年間配当は前期比30円減の32円に減配となる。
  ⇒⇒マンダムの詳しい業績推移表を見る

■プロパティデータバンク <4389>  1,537円  +300 円 (+24.3%) ストップ高   本日終値
 プロパティデータバンク<4389>がストップ高。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算が、売上高5億300万円(前年同期比30.3%増)、営業利益1億700万円(同12.6倍)、純利益7300万円(同15.0倍)と、大幅増益となったことが好感された。不動産・施設の運用管理を支援するクラウドサービス「@プロパティ」の新規顧客の獲得や既存顧客の利用拡大が進んだことが牽引した。また、前期から継続して複数の大型案件のプロジェクト推進活動が順調に進捗したソリューションサービスも堅調に推移した。

■ダイトーケミックス <4366>  868円  +150 円 (+20.9%) ストップ高   本日終値
 ダイトーケミックス<4366>がストップ高。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益が前年同期比2.4倍の3億5400万円に急拡大しており、これを好材料視する買いが入った。先端の半導体用感光性材料やフラットパネルディスプレー周辺材料の新製品開発などに積極的に取り組むなか、化成品事業の業績が急拡大し、売上高は34億5300万円と前年同期比27.8%の大幅増収を達成した。第1四半期経常利益が上期計画の5000万円を7倍も上回っており、業績上振れは濃厚とみられる。

■エッチ・ケー・エス <7219>  3,100円  +500 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 エッチ・ケー・エス<7219>がストップ高。30日の取引終了後、8月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることが目的という。効力発生日は9月1日。


●ストップ高銘柄
 ツクルバ <2978>  900円  +150 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 エイアンドティー <6722>  1,597円  -500 円 (-23.8%) ストップ安   本日終値
 ソウルドアウト <6553>  1,721円  -500 円 (-22.5%) ストップ安   本日終値
 キーウェア <3799>  768円  -150 円 (-16.3%) ストップ安   本日終値
 など、5銘柄

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