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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ネットワン、ALBERT、エイトレッド (22日大引け後 発表分)

ネットワン <日足> 「株探」多機能チャートより

 22日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ネットワン <7518>   ★4-6月期(1Q)経常は48%増益で着地
 ◆21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比48.1%増の26.9億円に拡大して着地。セキュリティ対策やクラウド基盤などの付加価値ビジネスが好調だったことが収益を押し上げた。マーケット別では新型コロナウイルス感染症対応への要望が強いエンタープライズ向けが大きく伸びた。

 カワチ薬品 <2664>   ★今期経常を一転22%増益に上方修正
 ◆21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の33.9億円に急拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大で感染予防関連商品や生活必需品を中心とした巣ごもり消費関連商材の販売が好調だった。販促活動の自粛による広告宣伝費の抑制や残業時間の削減なども大幅増益に貢献した。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の60億円→80億円に33.3%上方修正。従来の8.7%減益予想から一転して21.7%増益見通しとなった。

 ALBERT <3906> [東証M]  ★1-3月期(1Q)経常は7倍増益で着地
 ◆20年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.1倍の1.2億円に急拡大して着地。トヨタ自動車や東京海上日動火災保険などの提携先をはじめ重点顧客との取引深耕を進めるなか、分析プロジェクトの受注が好調だったことが寄与。前年同期に計上した本社移転と積極採用に伴う一時費用がなくなったことも利益拡大の要因となった。
  第1四半期実績だけで、通期計画の2.9億円に対する進捗率は44.1%に達しており、業績上振れが期待される。

 エイトレッド <3969>   ★4-6月期(1Q)経常は34%増益で着地
 ◆21年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比33.7%増の1.3億円に拡大して着地。働き方改革の進展や新型コロナウイルスの感染拡大を背景にテレワークの普及が加速するなか、ワークフローソフト「X-point」の上位版で中・大企業向けの「AgileWorks」やクラウドサービスを導入する企業が増加したことが寄与。

 恵和 <4251> [東証2]  ★上期経常を一転微増益に上方修正
 ◆20年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3.4億円→5.2億円に51.2%上方修正。従来の33.6%減益予想から一転して0.4%増益見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響でノートPCの需要が高まり、利益率の高い光学フィルム関係の販売が想定以上に伸びたことが寄与。一方、産業用包装資材の販売は鉄鋼・製紙関連の需要が落ち込み計画未達だった。

 ビオフェル <4517>   ★4-6月期(1Q)経常は40%増益で着地
 ◆21年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比39.9%増の9.5億円に拡大して着地。主力の整腸剤「新ビオフェルミンS」を中心に販売が伸びたことが寄与。販管費が減少したことも大幅増益につながった。
  上期計画の10.8億円に対する進捗率は88.0%に達しており、業績上振れが期待される。

 JFEシステ <4832> [東証2]  ★4-6月期(1Q)経常は37%増益で着地
 ◆21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比37.4%増の10億円に伸びて着地。基盤サービス事業の拡大などで、売上高114億円と9.3%の増収を達成した。

 コパ <7689> [東証M]  ★今期経常を一転3%増益・最高益に上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の3億円→5.5億円に80.1%上方修正。実演販売関連事業で新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗休業の影響が想定より小幅にとどまるうえ、巣ごもり消費を背景にテレビ通販やインターネット通販が好調に推移し、売上高が計画を14.5%も上回ることが利益を押し上げる。
  併せて、通期の同利益も従来予想の6.9億円→8.9億円に27.8%上方修正。従来の19.0%減益予想から一転して3.5%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

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