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【市況】7日の株式相場見通し=世界株高も目先戻り売り圧力意識

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は、リスクオン継続も上値は重い展開が想定される。前日の欧米株市場は揃って上昇、中国・上海株を軸に世界株高の様相をみせている。米国株市場では市場予想を上回る経済指標の発表などを受けNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が大幅高となり、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は連日の過去最高値更新となった。これを受けて東京市場でも引き続きリスクを取る動きが期待されるところ。ただ、東京市場は前日の時点で上海株市場をはじめとするアジア株高や米株先物高などを日経平均の上昇に反映させており、そのぶんだけ上値余地は狭まっている。新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感もくすぶるなか、2万2000円台後半は戻り売り圧力に上げ足が鈍る可能性も小さくない。

 6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比459ドル67セント高の2万6287ドル03セントと大幅続伸。ナスダック総合株価指数は、同226.021ポイント高の1万433.650だった。

 日程面では、きょうは5月の家計調査、5月の景気動向指数、30年国債の入札など。また、東証マザーズにBranding Engineer<7352>が新規上場する。海外では豪中銀やマレーシア中銀が政策金利を発表。

出所:MINKABU PRESS

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