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【市況】東京金概況:上昇、新型コロナへの警戒感強く金需要旺盛


TOCOM金 21年6月限・日中取引終値:6142円(前日日中取引終値↑30円)

・推移レンジ:高値6144円-安値6125円

30日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇した。前日の米国株式市場でダウ平均が580ドル高と大幅反発した流れを受け、東京市場も昨日のリスクオフムードが後退し、株式市場は買い優勢となった。しかし、世界の新型コロナウイルス感染者数が1000万人を超える中、警戒感は強いままで、安全資産とされる金の需要は旺盛。金先物は堅調に推移した。円相場が1ドル=107円70銭台と、昨日の円の高値から70銭ほど円安・ドル高方向に振れたことも金先物の価格支援要因となった。

《YN》

 提供:フィスコ

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