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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):さくらネット、東海ソフト、小津産業

さくらネット <日足> 「株探」多機能チャートより
■さくらインターネット <3778>  697円  +52 円 (+8.1%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 さくらインターネット<3778>は反発。同社は24日、押印プロセスをオンラインで完結する「電子契約プラットフォームβ」を提供開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。「電子契約プラットフォームβ」は、ウェブブラウザから簡単に利用可能な電子契約のプラットフォーム。PDFファイルをクラウド上に保存・管理するため、自宅や外出先など、場所を選ばずに利用することが可能なほか、PDFファイルの電子署名技術により、詐称・改ざんを防止することが特徴。導入によりセキュアな状態で場所を問わず電子契約を行うことが可能となり、リモートワークにおける課題を解決するとしている。

■東海ソフト <4430>  1,520円  +108 円 (+7.7%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 東海ソフト<4430>は続急騰、一時138円高の1550円まで買われ、前日と合わせ2営業日で一気に19%も水準を切り上げた。日足一目均衡表でも雲を大きく上に抜けてきており、テクニカル的にも上昇転換が鮮明。政府主導のスーパーシティ構想にも絡む自動運転ソフト分野での展開に期待が大きい。画像処理ソリューションでも独自技術力を駆使してフルスクラッチの開発で顧客ニーズを取り込んでいる。画像認識ソフトウェア分野では前日にマザーズ市場に新規上場したフィーチャ<4052>がきょうも大量の買い注文で気配値のまま水準を切り上げており、その連想も働いた。

■小津産業 <7487>  1,782円  +124 円 (+7.5%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 小津産業<7487>が6日ぶりに反発。24日取引終了後、20年5月期業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高は405億円から409億4200万円(前の期比0.3%減)に見直したほか、営業利益は3億7000万円から5億400万円(同14.1%減)、純利益は4億5000万円から5億6700万円(同31.9%増)へ修正した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、エレクトロニクス分野ではクリーンルーム用マスクなどが衛生用途に転用される需要増があったほか、メディカル分野ではガーゼ用途の不織布や除菌関連製品の販売が増加した。また販売費および一般管理費の削減も寄与した。

■日本トリム <6788>  3,255円  +175 円 (+5.7%)  本日終値
 日本トリム<6788>が急反発。同社は24日、東京大学未来ビジョン研究センターと共同で研究している電解水素水の潜在的効果の根源に関する論文が、英ネイチャー・リサーチが発行する自然科学誌「Scientific Reports」に掲載されたことを明らかにしており、これが株価を刺激したようだ。この研究は、同社と東京大学が水の電気分解を行う整水器に搭載されている電解層内の白金コート電極に着目し、その性能解析を行ったもので、整水器が生成する電解水素水の潜在的効果の根源を特定することが主な目的。結論として、電解水素水の抗酸化作用や胃腸機能改善効果など様々な潜在的効果は、一部は水素分子(H2)の関与もあるが、白金ナノ粒子内に保持されている反応性の高い水素(H・)に由来するものではないかと推察している。

■総医研ホールディングス <2385>  570円  +11 円 (+2.0%)  本日終値
 総医研ホールディングス<2385>が全体地合い悪のなか強さを発揮、3連騰で581円まで買われ、今年1月初旬以来となる600円台回復を視野に入れている。大阪大学発のベンチャーで、健康補助食品や食品の機能評価試験受託事業を手掛けている。新型コロナウイルスは米国で再び感染拡大の勢いが強まっており、国内でも警戒感がくすぶる状況にある。コロナ対策へのニーズとともに、予防の観点から免疫力を高めることにも関心が高まるなか、同社が展開するビジネスは時流に乗るとの思惑がある。直近5月には投資運用会社のベイビュー・アセット・マネジメントが同社株を大量保保有(5.41%)していることが判明しており、これも株高期待を後押しした。

■メディネット <2370>  124円  +1 円 (+0.8%)  本日終値
 メディネット<2370>が大幅続伸。24日取引終了後、東証が25日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上とする)を解除すると発表。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、資金流入の活発化を期待する買いなどが優勢となった。

■アイエックス・ナレッジ <9753>  678円  +5 円 (+0.7%)  本日終値
 アイエックス・ナレッジ<9753>が全体地合い悪のなか買いを集め3連騰、約5%高の706円まで上値を伸ばし、取引時間中としては15営業日ぶりに700円台を回復する場面があった。独立系システムインテグレーターで金融系に強みを持っている。キャッシュレス決済やブロックチェーン分野に傾注し、電子マネー関連としても注目されるが、新型コロナウイルスに絡む現金給付問題などを契機に、政府が普及に向け本腰を入れているマイナンバー分野で商機を捉えるとの期待が浮上している。ここITbookホールディングス<1447>をはじめ、マイナンバー関連株が軒並み動意づいており、IXナレッジにも出遅れ修正狙いの買いが入り始めている。

■IDホールディングス <4709>  1,469円  +1 円 (+0.1%)  本日終値
 IDホールディングス<4709>は小幅高。岩井コスモ証券は24日、同社株の投資判断「B+」を継続した。目標株価は1700円(従来1830円)とした。同社は金融向けITアウトソーシングに強みを持つ独立系の情報サービス会社。20年3月期の連結営業利益は前の期比24.3%増の20億7300万円と最高益を更新。高付加価値分野への技術者シフトなどが寄与した。21年3月期は新型コロナウイルスの影響で前期比3.5%減の20億円の見通しだが、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連ビジネスやシステム運営管理が業績を下支えする。IT投資需要は引き続き高水準で22年3月期は22億8000万円への業績回復を見込んでいる。

■REVOLUTION <8894>  33円  -5 円 (-13.2%)  本日終値
 24日に決算を発表。「上期経常は赤字転落で下振れ着地」が嫌気された。
 REVOLUTION <8894> [東証2] が6月24日大引け後(16:00)に決算を発表。20年10月期第2四半期累計(19年11月-20年4月)の経常損益(非連結)は2000万円の赤字(前年同期は1400万円の黒字)に転落し、従来の600万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
  ⇒⇒REVOLUTIONの詳しい業績推移表を見る

■新田ゼラチン <4977>  703円  -99 円 (-12.3%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 新田ゼラチン<4977>は安い。同社は24日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比23.1%減の13億円としていることが嫌気されたようだ。売上高は同8.8%減の315億円を予想。新型コロナウイルスの感染予防による外出自粛や観光目的での移動制限などにより、ホテルやレストラン向けなどの業務用商材が大きな影響を受ける可能性があるとみている。なお、20年3月期通期の連結決算は、売上高が前の期比5.3%減の345億4300万円、営業利益が同88.2%増の16億9000万円で着地した。

●ストップ高銘柄
 フルッタフルッタ <2586>  241円  +50 円 (+26.2%) ストップ高   本日終値
 GMOメディア <6180>  1,975円  +400 円 (+25.4%) ストップ高   本日終値
 GMOリサーチ <3695>  2,118円  +400 円 (+23.3%) ストップ高   本日終値
 グッドライフカンパニー <2970>  1,652円  +300 円 (+22.2%) ストップ高   本日終値
 アズーム <3496>  4,310円  +700 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   本日終値
 など、1銘柄

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