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【市況】東京株式(前引け)=続落、米株安受けリスク回避の売り顕在化

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比299円52銭安の2万2234円80銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億6369万株、売買代金概算は1兆1467億円。値上がり銘柄数は430、対して値下がり銘柄数は1670、変わらずは67銘柄だった。

 前日の米国株市場で新型コロナウイルス感染拡大を嫌気してNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数が大幅反落したことで、東京市場でもリスクオフの展開を強いられている。外国為替市場で1ドル=107円台で推移するなど円安に振れていることもあって、朝方は下げ渋る動きもみせていたが、前場後半に売り直された。日経平均の下げ幅は一時360円を上回る場面もあった。

 個別では任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>が安く、オリエンタルランド<4661>も下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。武田薬品工業<4502>が軟調、リクルートホールディングス<6098>も売りに押された。エイチ・アイ・エス<9603>が急落、J.フロント リテイリング<3086>も大幅安。半面、オリンパス<7733>が商いを伴い高く、NEC<6701>も買い優勢。GMOクラウド<3788>が物色人気。カナミックネットワーク<3939>、三櫻工業<6584>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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