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【特集】テクマト Research Memo(10):2020年7月に1:2の株式分割を実施、配当性向は20%以上が基本方針

テクマト <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

テクマトリックス<3762>は株主還元策として配当金と株主優待制度を導入している。配当方針としては配当性向20%以上を基本方針としており、2020年3月期の1株当たり配当金は、前期比5.0円増配の30.0円(配当性向31.9%)と5期連続の増配を実施した。2021年3月期については業績予想と合わせて発表する予定にしている。

また、株主優待に関しては毎年9月30日時点で500株以上保有の株主を対象に実施している。2019年は保有株式数に応じて1,500円相当(500株~1,000株未満保有の場合)もしくは4,000円相当(1,000株以上保有の場合)の商品(例:1,500円相当の場合「横浜本牧亭ビーフカレー」、4,000円相当の場合「松坂牛すき焼き用」など)を贈呈、または「(公財)日本ユニセフ協会」や「(一財)あしなが育英会」への寄付を選択できる内容となっている。

なお、同社は株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的として、7月1日付で株式を1:2に分割することを発表している。株主優待制度の基準については株式分割後も従来と変わりないとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《EY》

 提供:フィスコ

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