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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):アクセル、いい生活、キーウェア

アクセル <日足> 「株探」多機能チャートより
■アクセル <6730>  791円  +65 円 (+9.0%)  本日終値
 アクセル<6730>が後場急伸。この日正午ごろ、ティアフォー(東京都文京区)と人工知能(AI)ハードウェアアクセラレータの製品化に向けて連携を強化すると発表しており、これが好感された。両社は、東京大学の加藤研究室や埼玉大学の安積研究室と連携し、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」事業で、完全自動運転に特化したシステムオンチップとソフトウェアプラットフォームの研究開発を実施。今回、ニューラルネットワークと呼ばれるAI技術であるCNN(Convolutional Neural Network)アクセラレータを広範なAI製品向けにFPGAやASIC向けのIP製品として提供を開始し、同領域での早期事業化を目指すとしている。

■いい生活 <3796>  659円  +53 円 (+8.8%)  本日終値
 いい生活<3796>が続急伸。22日取引終了後に発表した5月度の月次概況(速報)で、不動産業界向けシステムを提供するクラウドソリューション事業の売上高が1億6900万円(前年同月比5.6%増)となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。内訳はサブスクリプション収益が1億6500万円(前年同期は1億6000万円)、スポット収益が500万円(前年同期と同額)だった。

■キーウェア <3799>  958円  +75 円 (+8.5%)  本日終値
 キーウェアソリューションズ<3799>がカイ気配スタートで大幅高、前日までの5営業日で3割近くも水準を切り上げていたが、更に上げ足を加速させ4ケタ大台を視野に入れている。新型コロナウイルス感染第2波に対する懸念がくすぶるなか、クラスター感染で警戒される院内感染への対応が病院側に求められる局面にある。同社は院内検査部門や外部委託検査会社からの検査結果をもとに、院内感染の早期発見・早期対応を可能としアウトブレークを未然に防ぐ院内感染対策ソリューション「Medlas-SHIPL」を展開しており、関連有力株としてマーケットの注目度が高まっている。

■エーアイ <4388>  2,235円  +135 円 (+6.4%)  本日終値
 エーアイ<4388>が大口買い流入で気配値でのスタートとなり、きょうで6連騰と気を吐いた。音声認識分野に展開し、特に文章読み上げソフトで優位性を持ち法人向け中心に旺盛な需要を獲得している。22日取引終了後、同社の技術提携先で自動車向け独自ソリューションを提供するセレンス社とのライセンス契約に基づき、音声合成エンジン「AITalk」を組み込んだ「Cerence TTS」がセレンス社から提供開始されたことを発表、これをポジティブ材料に改めて投資資金の攻勢が強まった。

■NCS&A <9709>  574円  +33 円 (+6.1%)  本日終値
 NCS&A<9709>が商い急増のなか、一時12%高と値を飛ばし約3カ月半ぶりに600円台を回復する場面があった。NEC系のシステム開発会社だが、ITソリューションを活用した「可視化」を強みにパッケージソフトを開発、国税連携システムなどで全国自治体向けに高実績を有するほか、電子カルテ「ミライズ エーズィー」をはじめ医療データマネジメント、健康診断システムなど医療ICT分野でも実力を発揮する。

■ナレッジスイート <3999>  905円  +49 円 (+5.7%)  本日終値
 ナレッジスイート<3999>は7日続伸。午前10時ごろ、同社のクラウド型オンライン商談ツール「VCRM(ブイシーアールエム)」が、経済産業省が実施する「IT導入補助金2020」の対象ITツールとして採択されたと発表しており、これが好材料視された。IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者などがITツール(ソフトウェア、サービスなど)を導入する経費の一部を補助することで、業務効率化や売り上げアップのサポートを行うもの。今回、「VCRM」が補助金対象ツールに採択されたことで、導入の障壁が下がることになり、同社にとって商機の拡大が期待されている。

■アートSHD <3663>  774円  +41 円 (+5.6%)  本日終値
 アートスパークホールディングス<3663>が急騰、きょうで4日続伸となるが一気に上げ足を加速し800円台に乗せてきた。1月15日に年初来高値819円をつけたが、新高値圏突入が目前となっている。画像認識ソフトを開発し、イラスト制作ソフトのほか、M&A戦略により車載向けで展開力を増している。スーパーシティ構想の骨子でもある自動運転関連の一角であることに加え、あす24日に東証マザーズに画像認識ソフトの開発を行うフィーチャ<4052>が新規上場する予定にあり、その類似企業としてもマーケットの注目度が高まっている。

■JALCO <6625>  205円  +8 円 (+4.1%)  本日終値
 JALCOホールディングス<6625>は後場急上昇。前引け後に、プロルート丸光<8256>と新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キットで販売協力に関する契約を締結したと発表しており、これが好感された。プロルートは、塩野義製薬<4507>が日本国内で研究用試薬として販売する新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キットの販売に関して契約を締結している。JALCOは、主要取引先であるパチンコホールを運営する事業会社に対して、キットの販売に協力することで、プロルートと契約を締結したという。なお、21年3月期業績予想では、同件による収益は見込んでいないとしている。

■ソフトマックス <3671>  958円  +36 円 (+3.9%)  本日終値
 ソフトマックス<3671>が急騰、一時83高の1005円まで買われる人気となった。4ケタ大台回復は5月21日以来約1カ月ぶり。病院向けにクラウド対応Web型電子カルテを展開しており、医療ICT関連の有力株として存在感を高めている。19年12月期業績はトップラインが前の期比30%の伸びを達成、営業利益は同61%増の4億500万円と急拡大した。20年1~3月期も好調を持続しており、営業利益は前年同期比2倍となる1億1000万円と成長トレンドが顕著だ。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前で投資資金の攻勢が加速している。

■ソフトフロン <2321>  135円  +5 円 (+3.9%)  本日終値
 ソフトフロントホールディングス<2321>は堅調。前引け後、傘下のソフトフロントジャパンが展開しているソフトフォンアプリケーション「LivyTalk(リビートーク)」が、ナカヨ<6715>が販売するオールインワン・インフォメーション端末「AIO-71」と連携して販売を開始したと発表しており、これが好感された。「AIO-71」は、Android OSでありながら操作しやすいハードキーと受話器をインタフェースとして持っているのが特徴で、「LivyTalk」はAIO-71のインタフェースに対応することで、既存の電話機と同じようにハードキーや受話器での操作で音声通話やテレビ通話ができるようにしたという。テレビ通話で通話相手の顔が見られるため、医療・介護施設や自治体などでの遠隔コミュニケーション用途の需要に応えることができるとしている。

●ストップ高銘柄
 GFA <8783>  303円  +80 円 (+35.9%) ストップ高   本日終値
 テイツー <7610>  123円  +30 円 (+32.3%) ストップ高   本日終値
 安永 <7271>  1,308円  +300 円 (+29.8%) ストップ高   本日終値
 アルメディオ <7859>  238円  +50 円 (+26.6%) ストップ高   本日終値
 UMCエレ <6615>  459円  +80 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値
 など、16銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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