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【市況】東京金見通し:上昇、警戒感拭いきれず金需要は継続か


TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:6028円(前日日中取引終値↑10円)

・想定レンジ:上限6070円-下限6010円

23日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇しそうだ。前日の米国市場でダウ平均は153ドル高で取引を終えたが、新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感から朝方はマイナス圏で推移する場面もあった。新型コロナへの警戒感は拭いきれず、安全資産とされる金の需要は継続しそうだ。金先物は心理的な節目とされた6000円を昨日上抜け、6000円台の足場固めから一段高への推移となるだろう。ただ、引き続き円相場には目配りが必要。新型コロナへの警戒感などから円高・ドル安に振れるようだと、金先物の上値を抑える可能性もある。

《YN》

 提供:フィスコ

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