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【特集】大幸薬品 Research Memo(4):2020年3月期の配当金は50円(15円増配)と大幅増配

大幸薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

1. 配当、自社株買い、株式分割
大幸薬品<4574>は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。2020年3月期の期初の配当金予想は年30円(上期10円、下期20円)だったが、好調な業績を背景に年50円(上期10円、下期20円、特別配当20円)と大幅増配となった。配当性向は29.0%だった。同社は、配当のほかにも、自社株買いを行っている。今期は2019年5月から10月に自社株買い256,600株を行っており、総還元性向は50%を超える(51.1%)。2020年12月期の配当予想は17円(1:3の株式分割後。分割前の金額で換算すると51円)を予想する。

また、同社は、2020年4月1日(効力発生日。基準日は3月31日)に株式分割を実施した。株式分割の目的としては、株式の投資単位当たりの金額の引き下げ、投資家がより投資しやすい環境の整備、株式の流動性の向上と投資家層の拡大である。具体的には、2020年3月31日を基準日として、同日最終日の株主名簿の株主の所有する普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行った。

過去最高の業績とともに配当や自社株買いなどの株主還元、株式分割等が市場で評価され、株式時価総額は前期末から約2.5倍に成長した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《EY》

 提供:フィスコ

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